裁判所書記官

法律に関する仕事

裁判所を円滑に運営する仕事です。裁判に関する記録などを作成・保管したり、裁判官が法令や判例を調べるのを補助したりします。裁判の模様を記録した調書は、法廷でのやり取りを公的に証明する文書となります。

また、裁判がスムーズに進むように、事前に裁判の当事者及び検察官や弁護士から話を聞いて進行の見込みを立てたり、争点を明確にするための書面を作成したりします。裁判所に来た人に手続の流れなどを説明するのも、裁判所書記官です。法廷を開くためには裁判所書記官の立ち会いが必要なので、全国の裁判所に裁判所書記官が配置されています。

裁判所書記官になるためには、まず裁判所職員採用試験に合格する必要があります。それから、裁判所職員として経験を積んだのち、裁判所職員総合研修所入所試験に合格し、1~2年の研修を受ける必要があります。裁判所書記官の仕事には、高度な法律の知識が求められます。高校生のうちから社会科をよく勉強し、法律の知識を身につけましょう。大学では法学部で法律を学び、大学院まで進むと有利です。

POINT

  • 裁判所の運営と裁判の進行を円滑にする
  • 裁判所職員採用試験に合格する
  • 大学の法学部から大学院に進むと有利

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