水族館の飼育係

動物に関する仕事

水族館で生き物の飼育をする仕事です。水生生物の購入や採集から始まり、水族館という人工的空間での飼育環境に慣らし、エサを与えて、病気になったり弱ったりしないように管理します。水族館には、回遊魚・深海魚・淡水魚・ペンギンなどの鳥類もいて、さらに海藻や水辺の植物も展示します。生物によって、最適な水温や水質が異なるため、適切な飼育環境を管理し、水族館の生き物たちの健康状態を保つ必要があります。

また、水族館の来場者に、水生生物の魅力や不思議を解説することも飼育係の仕事です。イルカなどのショーを開催している水族館では、飼育係が調教を行い、ショーに出演します。アクアラングを背負って巨大な水槽の中に入り込み、内側を拭いたり、水槽の中を清掃したりする仕事も行います。

水族館の飼育係になるためには、水産大学や水産系・海洋系・生物系の学科に進みましょう。公立の水族館の場合は、まず地方公務員試験に合格する必要があります。民間の水族館の場合は水族館の採用試験を受験します。

POINT

  • 飼育や水槽の清掃、来館者への解説などを行う
  • 水産大学や水産系・海洋系・生物系の学科に進む
  • 公立は公務員試験を、民間は採用試験を受ける

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