環境保全エンジニア

自然に関する仕事

環境保全や公害防止に貢献する技術・機器を開発する仕事です。環境汚染や、工場で稼働する機器による公害やエネルギー消費が問題となっている現在、環境保全に役立つ技術の開発が企業の使命になると同時に、環境にやさしい技術を開発することが、企業の優位性にもなりつつあります。

環境保全エンジニアが開発する対象は、廃棄物の処理装置やリサイクル装置・汚染度の測定装置・浄水技術・省エネ技術など多岐にわたります。廃棄物処理技術のような直接的に環境保全に関わる技術だけでなく、電力消費量が莫大な工場機械を省エネ化する技術なども求められています。環境保全エンジニアは、こうした技術の考案・機器の設計・製作・メンテナンスなどを行います。

環境保全エンジニアになるためには、大学の工学部や理工学部などで環境保全技術を学ぶ必要があります。廃棄物処理やエネルギー関連ではバイオテクノロジーを学ぶのもよいでしょう。大学院で修士号を取得すると有利です。卒業後は、環境機器メーカーに技術者として就職します。

POINT

  • 環境保全に貢献する技術や装置を開発する
  • 近年は環境保全分野へのニーズが高まっている
  • 大学で工学や生物工学を専攻する

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