航空整備士、航空運航整備士、航空工場整備士

乗り物に関する仕事

航空機の機体の整備や修理を行う仕事です。航空機の安全な航行には点検と整備が欠かせないため、何百万という部品から造られている航空機の機体を点検し、各部の精度と性能を確認します。多数の人命に関わるため、慎重かつ正確な作業が求められます。航空整備士としての職場には、航空機整備を専門とする会社の他に、自衛隊・警察・消防・飛行機やヘリコプターを持つ企業(テレビ局・新聞社・測量会社など)の格納庫などがあります。

航空整備士は国家資格の1つです。進路としては、高校卒業後、航空専門学校や大学の理工系学部に進学し、航空機整備会社などに就職する道が一般的です。既定の実務経験を積むと、国家試験を受験することができます。一等航空整備士は大型機の整備と検査を、二等航空整備士はヘリコプターなどの小型機の整備と検査を行うことができる資格です。

なお、関連資格として、飛行機の保守と軽微な修理を行う航空運航整備士(一等・二等)や、部品の整備を行う航空工場整備士があります。

POINT

  • 航空機整備の実務を積み、資格を取得する
  • 一等航空整備士は大型機、二等航空整備士は小型機を中心とした整備・検査を行う

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