宮大工

インテリア、建築に関する仕事

大工の中でも神社仏閣の修繕を手がけるのが宮大工と呼ばれる職業です。歴史的価値のある建造物の修繕を長期間にわたって行います。釘を使わずに建造物を建てる昔ながらの技法や、時代ごとに異なる装飾などの伝統的な手仕事の技術、歴史的背景を理解する文化財の知識が求められます。

熟練した技能を持つ宮大工の中には、唯一無二の存在として人間国宝に認定されている宮大工もいます。歴史的遺産として、時代を超えて自分の作品が受け継がれる、伝統に裏打ちされたやりがいのある仕事です。

宮大工になるためには、神社仏閣の修繕を手がける専門の工務店に就職するのが一般的です。大工として基礎技術を身につけてから宮大工の道を志す人もいます。

現場の掃除や道具の手入れなどから見習い修業が始まり、先輩の仕事を体で覚えながら試行錯誤を繰り返す中で宮大工としてのスキルアップを図ります。技能の習得は昔ながらの手作業なので時間がかかります。根気よく仕事に打ち込める人がこの仕事に向いているといえるでしょう。

POINT

  • 神社仏閣の修繕を行う
  • 自分の仕事が時代を超えて受け継がれる
  • 神社仏閣の修繕を行う工務店への就職が一般的

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