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  • 東進タイムズ 2014年12月01号

数学 澤村光弘先生の学習アドバイス

数学
澤村光弘先生

パターンやテクニックの丸暗記とは正反対の、体系的に解法を掘り下げていく授業を展開する。先生の熱くパワフルな語りの波に乗れば、論理を的確に踏まえて自分自身で考える力がつき、数学の世界で自由自在に振る舞えること間違いナシ! 数学を楽しみたい君にピッタリ。

高3生

限られた時間で最大限の効果を上げよう

 センター試験まであと約40日となりました。これからは全科目バランスよく勉強していかなければいけませんから、数学にかけられる時間は限られてきます。ですから、今持っている力で最大限の得点を取るための努力が必要です。まず、苦手分野は、今まで解いた問題を活用して基礎を復習すること。そして、センター試験の過去問や「センター試験本番レベル模試」を45~55分で負荷をかけながら解いてみる。途中で手が止まったら、その設問は諦めて次の設問にチャレンジすることが重要です。

 他の教科で時間がないからといって、2日以上数学に手を付けないと勘が鈍ります。「今日は第1回目の模試の数学I・Aだけ解こう」というように、毎日少しずつで良いので続けて学習することをおススメします。過去問や模試をひと通り解いて答え合わせをするには2時間程かかりますから、一日のスケジュールをよく考えてくださいね。

<これよりWEB限定>

 大切なことは、どんな場面でも「焦らない」ということです。行き詰まった時にパニックにならず、深呼吸をして冷静になること。ダメだと思ったら次の設問を頑張ればいい。自分を良い方向に持って行くという訓練をしておいてください。社会人になると、与えられた仕事をどのような手順で期日まで仕上げるのか、自分で決めていかなければいけませんから、このような訓練は将来きっと役に立つはずです。

高1生・高2生

成功体験でモチベーションアップ!

 新高3生は、「すごく」ではなく「少し」苦手な分野から取り組むことが大切。そこで「できた!」という成功体験を得ることで、ほかの苦手分野にも臆せず挑戦できます。高2の間に、教科書レベルの問題を解けるように基礎をしっかりおさえることで、高3の夏にはセンター試験で8割得点できるようになります。

 新高2生は、数学が好きな人はとことん進めてほしいし、苦手な人は少しでも取り組みやすい分野に集中的に取り組んでほしい。「丸暗記するのではなく、物事を論理的に理解していく」ことを習得してください。

 来月の「センター試験同日体験受験(1/17・18)」は、新高3生は「少し苦手な分野」と「得意な分野」、新高2生は「得意な分野」を中心に解いてみること。全体の得点は気にしなくても良いので、これらの分野がどの程度解けたのか、教科書の章末問題レベルの問題は解けていたかをチェックしてください。

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 「大学のブランド力に惹かれる、将来保証されている」といった理由で志望校を決めるのは一番困りますね。まず、「大学生活をどのように送りたいのか、将来何がやりたいのか」について考えること。その結果、やりたい学問ができる最適の大学を探してください。

 「将来何をやりたいのかまだわからない」「何のために勉強しなければいけないのかわからない」という人も多いかと思います。そういう人は、今はこの先やりたいことが見つかった時のための準備期間だと思ってください。語学関係の職業に就くなら当然語学が必要になりますし、ソフト開発をするには論理的思考が絶対必要です。数学の微分や三角関数など、それ自体は将来役に立たないかもしれませんが、学習することによって論理的思考を養うことになるんですよ。スポーツに基礎体力が大前提であるように、勉強においても語学や論理的思考といった、基礎体力が必要になります。今は、将来十分な力を発揮するための基礎体力作りをしていると認識してほしいです。