• 東進タイムズ 2021年4月01号

世界史 清水裕子先生の学習アドバイス

世界史
清水裕子先生

ダイナミックな視点から歴史に切り込む解説で、世界史を本質から徹底理解できる。さらに、「出題する側」からの視点も織り込み、内容のすべてが入試問題を解く力に直結するよう計算しつくされた講義で、君を合格へと近づける。本質が理解できる→成績が上がる→合格に結びつく、そんなおもしろさを体感しよう。

高3生

いよいよ受験生としての生活が始まりますね。受験勉強では、合格に着地点を置いた具体的な計画を描き実現していくことが求められます。

世界史は、英語・数学・国語などの主要教科に比べて、多くの場合、入試の配点が少ないのが現状です。かといって、いくら主要教科が高得点でも世界史がゼロ点では合格は難しいでしょう。時間をかけすぎてもいけないけど、疎かにしてもいけません。いかに短時間で効率よく学び、主要教科の学習時間に少しでも多く回せるか、ということがキーポイントです。受験生となった今、世界史こそ予備校で集中的に学習してほしいですね。

「量より質」を意識して丁寧に身につける

この時期、まず学校や予備校の授業の復習を優先させましょう。授業は効率的な学習ツールですが、受けっぱなしでは効果が半減です。なるべく早いタイミングで復習する習慣をつけましょう。歴史の流れの理解と用語の暗記を中心に行います。余裕があれば、問題演習や、論述演習が必要な人はこの時期から少しずつ手をつけてもよいでしょう。また現時点での自分の学力を客観的に把握するには、模試が最適です。この時期に基礎をしっかりと固め苦手分野を克服しておくと、夏以降の学習にスムーズに移ることができますよ。

まだまだ焦る時期ではありません。「量より質」と心得て、できることから一つひとつ丁寧に身につけていくことが大切です。心や身体が疲れてきたなと感じたら、適度な気分転換や休息を入れてコンディションを整えることも大事ですよ。

高1生・高2生

今から受験にとらわれすぎると楽しい世界史の時間も味気なくなってしまいます。しかし、今学んだことが高3時の受験勉強に役立てば嬉しいですよね。授業の復習の習慣を身につけて、学習内容を定着させておけば、高3になって軽く見直すだけで思い出せます。定期テストも高得点、高3の受験勉強にも余裕ができ、一石二鳥ですよ。

あなたも世界史を作る一部となる

高校受験は教科書の知識で突破できたかもしれませんが、大学受験はそうはいきません。時間的に余裕のある今だからこそ、興味関心を持った分野は教科書を超えて貪欲に学習を深めてください。歴史の出来事を扱った小説や映画など、直接入試に出るわけではありませんが、教科書とは異なる視点から歴史を見ることが、視野を広げ、さらには大学入試に必要な思考力や判断力にもつながっていくことでしょう。

歴史とは人間の営みです。つまり、あなた自身が世界史の一部なのです。堅苦しく考えず、まずは親しみを持って楽しみましょう!