• 東進タイムズ 2022年1月01号

世界史 加藤和樹先生の学習アドバイス

世界史
加藤和樹先生

若くして既に10年以上の世界史指導経験を持つ気鋭の講師。史実に真摯に向き合い、自らの知識と経験を深める為に様々な国へ視察に行くのを趣味としている。世界史の持つ「必然性」と「展開」を重視し、それを図解して捉える授業は、「世界史に興味が持てない」「自分は暗記が苦手かも」と思っている生徒の意識を180度転換させる。

新高3生

共通テスト対策としてセンター試験の過去問を活用しながら、教科書の太字や用語集の赤字レベルといった「基本知識」の最終確認をしましょう。その際に、正誤問題の誤文に注目! 一文一文、どこがどう誤っているのかを精査していきましょう。また、東進模試を活用して、共通テスト特有の資料を用いた問題に触れておき、本番に備えましょう。

当たり前の話ですが、間違った部分が正解できるようになれば成績は伸びます。勉強の効率を上げるためにも、自分がミスしたポイントをさっと確認できるノートを作りましょう。入試本番はそのノートをお守りとして持っていき、試験直前に確認してください。自分が努力してきた成果を再認識することで、気持ちも落ち着くことでしょう。

世界史を得点源にしよう

国公立二次・私大と共通テストの出題傾向は異なるパターンが多いので、共通テスト後は志望校の過去問を解いて頭を早めに切り替えることをおススメします。国公立受験者は、解答を添削してもらうなど論述対策に力を入れ、解答の精度を上げていきましょう。私大受験者は、志望校の受験学部はもちろんのこと、他学部の過去問も解きましょう。ここ数年のうちに他学部で出題された問題が、今年志望学部で出題されるようなケースは多々あります。

この時期、苦手な分野ばかり気になってしまいインプットばかりやってしまう受験生が多いですが、アウトプットしないと成績は伸びません。知識の穴はアウトプットなしには見つけることはできないからです。世界史は努力を裏切りません。世界史を得点源にしてください!

新高1生・高2生

世界史はいろいろな国の勉強をする科目ですが、その中でも主要となるイギリス・フランス・アメリカ・中国を中心に学習しておくとよいでしょう。これらの国は出題頻度も高いので、点数として結果が出やすく、モチベーションの維持にもつながります。

模試では既習範囲で何割正解できたかを重視

世界史は科目の特性上、学習していない範囲の問題は解けません。ですので「共通テスト同日体験受験」に挑戦する際は、100点満点として換算するのではなく、既習範囲の中で何割正解できたのかを重視しましょう。もし、8割以上取れていればかなり優秀です。解けるはずの問題でミスがあった場合は、しっかりと知識の修正をする。結果が振るわなかった場合は、これから一年かけて成長していけばいいので、あまり不安にならず「まだまだ伸びしろがある!」とポジティブに捉えてください!

また、これから受ける模試はしっかり保存しておいて、既習範囲が増えたときに解き直してみましょう。過去からの成長が実感できるはずです。

世界史は範囲が広いので、受験直前に焦ることがないように、しっかりと学習計画を立てましょう。やれば伸びる科目なので、適切な努力を積み重ねていけば確実に成績は伸びていきます。世界史は努力を裏切らないので、受験本番で得点源になるように仕上げていきましょう!