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  • 東進タイムズ 2022年7月01号

地理 村瀬哲史先生の学習アドバイス

地理
村瀬哲史先生

地理に多くの時間はかけられません。だからといって「覚えるだけ」と思っていませんか?もちろん知識量が多いと解答しやすくなるのは事実です。しかし、地理には「何でそうなるのか」という理由があります。丸暗記ではなく、「そうだったのか!」と気づき理解できたことはなかなか忘れません。地理を理解する、考えることがおもしろくなる、そのような授業を行います。

高3生

夏休みからは過去問を使って問題演習をはじめてください。高3生の皆さんの中には地理の勉強が後回しになっている人も多いかと思います。しかし、共通テストなどで高得点を取るためには、過去問演習が必須です。演習を通して、今まで学習してきた内容が実際の入試ではどのように出題されているのかを確認しながら、「速く正しく解く手順」をつかんでいきましょう。

解答した後は、間違えた問題はもちろん、「なんとなく正解してしまった問題」も丁寧に見直しをしてください。すでに学習したのに忘れてしまっていたところ、理解があいまいだったところの確認も合わせてやっておきましょう。知識をしっかり点数に結びつけるためにも、夏休みからは「問題を解く練習」をスタートさせてください。

市販の共通テスト対策の問題集なども発売されていますが、やはり共通テストやセンター試験の過去問に取り組むことをおススメします。

統計図表から変化や、共通点を考えてみよう

共通テストでは、地図や統計図表などを用いて、それらを読み取る力や理解力を試す問題が中心となっています。統計図表の読み取りでは、最新の統計順位を覚えることはもちろん重要ですが、それに加えて「上位国の変化」や「上位国の共通点」などを考えてみることが大切です。問題演習を通して、「なぜこの国では〇〇年代以降に米の輸出量が大きく伸びたのか」「なぜ茶の生産上位国には〇〇の国が多いのか」など、統計図表を通して、考える習慣をつけておけば、秋以降にグッと点数が伸びますよ。地理の点数が伸び悩んでいる人は、東進の講座「大学入学共通テスト対策 地理(問題演習編)」を活用してみてください。問題演習を通して、統計図表のどこに目をつけたらいいのか、正誤問題の選択肢を絞り込むポイントなど、問題を速く正しく解く手順について解説しています。

高1生・高2生

この時期は地理よりも英語や数学など主要科目に時間をかけてください。英語や数学を早めに仕上げると、受験学年になったときに選択科目にもしっかり時間を割けます。ただ、「地理は高3の秋からで大丈夫」「入試直前に詰め込めば何とかなる」というのは大きな誤解です。高3生になったら本格的に学習をスタートさせ、夏休み以降はどんどん過去問などの問題演習に取り組んでもらいたいので、そのためにも今はほかの教科にしっかり時間をかけてください。

「地形」と「気候」の理解からはじめよう

今後、地理の勉強を本格的に始める際には、まず「地形」と「気候」から取り組みましょう。これらは地理を理解するための土台となる分野です。農林水産業や鉱工業など、他の分野でもイメージが広がりやすく、理解も早くなりますよ。

模試に関しては、まだ勉強が進んでいない人も多いと思いますので、点数に一喜一憂するのではなく、共通テストなど実際の入試と同じ形式に触れることで、どのように勉強を進めていけばいいのかをつかむきっかけにしてください。