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数学 沖田一希先生の学習アドバイス

MATH

数学

沖田一希先生

沖田一希先生

「数学が苦手、でも何とかしたい!」という高校生の期待に応え、短期間で数学力を徹底的に養成し、バラバラな知識を統一・体系化していくプロ中のプロである。熱く情熱的な沖田ワールドは時が経つのを忘れさせ、君の数学力を飛躍的に向上させる。

高3生 のキミへの学習アドバイス

受験勉強は日々の学習の積み重ねです。基礎レベルからはじめ、標準レベル、大学入試レベルと段階を追って進めることが理想です。しかしながら、受験勉強にあてることのできる時間は限られています。時間との兼ね合いもまた大切です。ある程度仕上がってから力試しに過去問に取り組もうという考えでは、時間不足に陥ってしまいます。いますぐ志望校の過去問演習に取り組むべきです。過去問演習をとおして、基礎力と応用力の両方を養成していくのです。8月中に過去問10年分を目指しましょう。東進生は、過去問演習講座を大いに利用してください。

時間を意識した効率的な学習を

過去問は直近の新しいものから解きましょう。時折、「解答が思いつくまで何時間でも考えなさい」というアドバイスを見かけますが、それはナンセンスです。5分考えてもわからないものに関しては、解答を見て理解、そして頭にインプット、更にアウトプットの練習です。過去問は大学からのメッセージです。過去問を解くことで、君の志望校が何を求めているかが分かります。何をどのくらい身につけてほしいかがわかります。

高2・1生 のキミへの学習アドバイス

高2生は大学受験を意識した夏を過ごしてください。とはいえ、いきなり志望大学の過去問を解くのは無理ですよね。まずは共通テストの過去問、類題で力をつけていきましょう。数学が得意な一部の人を除いて、数学は独学しにくい科目です。東進の講座を利用するなどして学習を進めてください。

高1生は、大学受験は先のことと考えているかもしれません。しかし、大学受験を意識するのと意識しないのでは2年半後の大学入試で大きな差になって表れます。

得点力アップにはアウトプットを

学習に取り組む際は復習を大事にしてください。予習は解いてみて、手が5分止まったら、解答を確認するという意識で大丈夫です。解答を見ることに罪悪感を抱く人がいますが、考えてもわからないものはわからないし、何よりも貴重な時間の浪費になります。解答を見て知識をインプットした後は、何も見ずに解答を再現してください。このアウトプットの練習が得点力アップには欠かせません。また、計算力は大切です。普段から早く正確に解くことを意識した学習を心がけてください。