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  • 東進タイムズ 2022年9月01号

数学 寺田英智先生の学習アドバイス

数学
寺田英智先生

緻密かつ多角的な解説は徹底した問題分析に基づくもの。難解な入試問題も趣味のパズルのように解きほぐす。数学的背景へ常に目を向けながら、更に生徒の学習段階さえも意識して「自ら考え、自ら解ける」実力の養成を目指す。実戦的で明快な講義が君の前に立ちはだかる「高き壁」を乗り越える力になる。

高3生

過去問演習を通じて、出題傾向を知ることは重要です。また、対策が十分な単元、不十分な単元を知ることもできます。ただし、基本的な事柄に穴があいたままで、やみくもに演習してそれらが克服できるわけではありません。

演習を通じて、すでに学習していたが穴があった箇所、あるいは、そもそも学習が不十分であった箇所が見えてきます。その場合、基本的な内容に立ち返って学び直す、問題を解き直す、これをしっかりと行ってほしいのです。基本的な事柄に戻ることは、とても勇気がいりますよね。しかし、基本の充実なくして応用的な問題が解けることはありません。最後まで地に足をつけ、自分がすべきことを見つめて学習しましょう。

焦らず基本姿勢を疎かにしない

数学の勉強とは、結局のところ「自分の頭で考え、手を動かし、問題を解く」ことです10題眺めるよりも、1題でも書いて解く。良い講義を受けても、授業ノートを眺めるだけではいけません。

残る時間が少なくなるほど、こういった基本的な姿勢が疎かになりがちです。しかし、ノルマをこなすことを優先してはいけません。今日は何を考え、何ができるようになったか。日々しっかりと手を動かし、考え、自分の変化、成長を意識しながら学習しましょう。

高1生・高2生

一度学習した単元で基本的な事項に漏れがないか、確認することから始めましょう。入試問題は、いくつかの単元から横断的に出題されることが多く、特別に苦手な単元があると解ける問題がぐっと減ってしまいます。教科書に出てくる基本的な例や、受講した基本的な講座のテキストに掲載された問題を用いて、自分の力で計算ができるか、解答にたどり着けるかを一つひとつ、丁寧に確認します。できなかった問題は、定着していない事項を確認したうえで、再度解いてみましょう。

小さい成果を毎日積み重ねよう

受験勉強を始めるきっかけとして、定期テストや模試で高得点を取る「以外の」勉強を一つでもよいので、始めてみるとよいでしょう。数学の問題集でなくても、例えば英語や古典など、何でもいいですよ。短時間でも勉強を行うことが自然なこと、と思えるようになることが大切です。小さな成果を、毎日積み重ねていきましょう!

2022年 大学入学共通テスト 数学Ⅱ・B(改題)

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