ページを更新する ページを更新する
  • 東進タイムズ 2022年9月01号

物理 宮内舞子先生の学習アドバイス

物理
宮内舞子先生

たくさんの文字や公式に溺れそうになっていませんか?"イメージ"という言葉の間違った使い方に振り回されていませんか? 公式は物理現象を読み解くための"道具"にすぎません。ていねいで色彩豊かな板書とわかりやすい講義で、シンプルな物理の世界へ君をサポートします!『物理の勉強法をはじめからていねいに』(東進ブックス)も大好評発売中。

高3生

過去問から「志望大学の出題傾向」と「今の自分の学力とのギャップ」を掴むことができたら、この二つについて意識をしながら学習を進めていきましょう。まずはもちろん学力のレベルアップですが、このときに大事なのが「志望大学の出題」を意識することです。物理の勉強ではとにかく「難しい問題を解けるようになることがいいこと」と誤解されがちですが、そうではありません。もちろん難易度の高い問題が出題される大学もありますが、それだけでなく、記述の形式で現象に対する考察力をはかるものや、標準的な問題をいかにミスなく解くことができるか、など要求される力はさまざまです。出題傾向を踏まえた実戦的な学習ができるように計画しましょう。

夏休みにしっかりと学習を進めることができた人は、ここから徐々にその結果が表れてくるときです。物理はある程度の知識がまとまらないと点数として表れてこないのですが、上がるときには一気に上がる科目です。いままでにインプットした知識が一気につながって、目の前が開ける感覚まであと少し! そこまで立ち止まらずに頑張りましょう!

高1生・高2生

物理の下地作りに取り組もう

学校により物理の進度に違いがあると思いますので、現時点で慌てなくても大丈夫。いまのうちに基礎学力をしっかりつけておきましょう。例えば、物理の入試問題では非常に長い文章を読み、現象を正確に把握しながら自分の持っている知識と結びつける力が必要になります。このためには国語力が欠かせません。また、現象を表すためには数式を用いるので関数の知識が必要になりますし、連立方程式を解くこともしょっちゅうです。このあたりの力が不足していると、どれだけ物理を頑張って勉強してもなかなか点数アップに結びつきません。時間のあるいまのうちに、物理のインプットをするための下地作りをしておきましょう。