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現役合格者の志望校選び 志望校決定は高2の3月までが73.8%!

現役合格者の志望校選び 志望校決定は高2の3月までが73.8%!
現役合格者の志望校選び 志望校決定は高2の3月までが73.8%!

現役合格者の志望校選び
志望校決定は高2の3月までが73.8%!

夏休みに将来の夢について考えた高2生・高1生も多いだろう。社会は大きく変化しているが、これからの社会を作っていくのは君たちだ。今号では君の進みたい将来に向かって計画を立てるきっかけとなるよう、見事志望校に現役合格した先輩たちが、どのように「進路選択」を行ったのかを紹介する。

83.3%が高1で文理選択
可能性を狭めない選択を

まずは資料1を見てほしい。これは難関大に現役合格した先輩たちに「文理を決めた時期」について尋ねたものだ。すると、高1の間に文理を選択した現役合格者は83.3%に上った。続けて文理選択をする際の決め手についての回答結果を見ると、「興味ある学問があった」35.5%、「得意科目があった」22.4%、「将来の夢を実現するため」21.3%と前向きに文理選択を行っていた様子が伺える(資料2)。今現在の得意不得意だけで安易に選択してしまいそうになることもあるだろうが、今一度「夢・目標の実現のためにどうするべきか」から考えて選択してほしい。

資料1
資料2

早期に目標を定めた受験勉強が難関大現役合格の要因に

次に志望校決定時期に関するデータを紹介しよう(資料3)。このデータも難関大現役合格者からの回答だ。すると、高1の3月までに志望校を決定していた割合は40.7%と、文理選択時期とは一致しないことが分かる。ただ、高2の3月までに志望校決定は73.8%と大多数を占める結果となった。

もし文系を選択したとしても、安易に数学を切り捨てずに最後までしっかりと勉強してほしい。国公立大受験者はもちろん、私大文系でも数学で受験できる学部も多く存在する。

何より今の高校生が将来活躍する社会は、AIや5Gの最新技術によってさらに進化していく。数学で鍛える論理的な思考力、的確に文章を読み解く国語力など、高校で学べる科目に無駄なものはない。さらに、文理の枠を超える柔軟な発想が社会をより良くしていくだろう。

高2生・高1生は自分の興味がわく学問分野は何か、そして進みたい将来について考えを深めてほしい。もしすでに夢や目標がはっきりしているならば、実現に向けた計画を立て、即実行していこう。

資料3

【データについて】

「東進タイムズアンケート」WEB調査

調査大学
①国立大学/東京大学、京都大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、東京工業大学、一橋大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学
②私立大学/早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学

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