2020年度から始まる大学入学共通テストで英語民間試験の活用が見送られたことを受け、ベネッセコーポレーションは13日、20年度に4回実施する予定だった共通テスト版「GTEC」を取りやめた上で、以前からある検定版の試験日を増やす方針を発表した。
ベネッセによると、共通テスト用に大学などを試験会場に実施し、受験生が個人で申し込む「大学入学共通テスト版」をメインと位置づけて準備を進めていたが、文部科学省の活用見送りを受けて中止する。代わりに、高校単位で申し込み、各地の高校を会場にこれまで実施してきた検定版の試験日を増やす。20年度は予定していた6、8、12月に加え、高校3年生向けに7月18日と10月3日にも、「欧州言語共通参照枠(CEFR)」の「A1」から「B2」まで測れて最も受ける生徒が多い「Advanced」を行うと決めた。
ベネッセ広報は「高校で行う…
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