共通テスト全ての日程終える…2月3日に平均点の中間集計発表

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 新型コロナウイルスの影響で設けられた大学入学共通テストの第2日程は31日、2日目の理科と数学の試験が行われ、全ての日程を終えた。大きなトラブルはなかった。

 第2日程は、休校で学習が遅れた現役生のために設けられ、718人が志願した。第1日程(16、17日)の追試験や再試験も兼ねており、対象者はそれぞれ1721人と77人だった。

 大学入試センターによると、31日の受験者数は理科〈1〉が計458人、理科〈2〉が計959人、数学〈1〉が計1398人、数学〈2〉が計1281人だった。

 同センターは2月3日に平均点の中間集計を発表する予定。第1、第2の両日程間で平均点に差が生じても得点調整はしない。国公立大への出願は5日まで。体調不良などで受けられなかった現役生らは13、14日の特例追試験に回り、別日程で出願する。

 31日に東京大で受験した私立高3年の男子生徒(17)は、休校による学業の遅れで第2日程を選んだ。第1日程の問題を解いて試験に臨んだといい「おおむね想定通りだったが、化学は苦戦した。残り約1か月の受験生活で、全力を出し切りたい」と話した。

      ◎

 大学入学共通テストの問題と正解は、読売新聞オンライン(https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/)で速報しています。

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