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大学入試センターは6日、3年目となる大学入学共通テスト(1月14、15日実施)の平均点の最終集計を発表した。生物など4科目が前身の大学入試センター試験を含めて過去最低点となった。昨年は大幅な難化が指摘された数学の平均点は、簿記・会計を除いて軒並み上がった。
発表によると、過去最低点だったのは、▽世界史A(100点満点中36・32点)▽政治・経済(同50・96点)▽生物(同48・46点)▽物理基礎(50点満点中28・19点)――。生物は、物理、化学との間で得点調整が行われ、加点されたが、2年連続で過去最低を更新した。
英語は共通テストになって以降、リーディングは過去最低、リスニングは過去最高となった。
センターによると、本試験と追・再試験の受験者数は47万4051人で、志願者全体(51万2581人)に対する受験率は92・48%。追試験が許可された3893人のうち、実際に受けたのは3445人だった。