取り上げるテーマの中には、「マイナンバー」の利用促進に関する新聞社説が取り上げられ、時事的な社会問題に関しての視点が求められた。

慶應義塾大学総合政策学部の小論文では、問題発見・解決にあたってトレードオフについて考察する問題が出題された。
取り上げるテーマの中には、デジタル庁発足に伴うマイナンバー利用を促進する動きと、コロナ禍の社会を絡めたものも提示されており、日頃からニュースを見て社会の動向に目を向ける姿勢、さらには総合政策学部で求められる「問題発見・解決」に基づく思考ができるかどうかにより差がつく問題であったといえよう。
この問題を攻略するには?
慶應義塾大学の一般選抜では、何よりも小論文を出題することが大きな特徴です。特に、総合政策学部を含むSFCでは、小論文問題の中に学部で学ぶ内容・観点・求める素質について提示されていることからも読み取れる通り、小論文入試による思考力がためされます。小論文入試では、建学以来の理念を体現することはもちろん現代文の延長ではない、学問的センスが問われることをおさえなければ解答の方向性を誤ってしまいます。
東進では、慶應義塾大学をめざす受験生に向けて、IT授業を駆使した科目別対策はもちろん、体系的かつ科学的な思考方法をみにつける小論文講座、各部ごとの徹底解説を行う過去問演習講座、さらに個人別・志望学部別のAI演習講座など、隙のない個別対策で合格までの最短経路の方法論を示します。入試問題の特徴や、出題意図も踏まえた学習で、体系的に問題へのアプローチ方法をみにつけることが可能です。
入試までの残り期間でどんな学習をするかで結果は大きく変わります。早期スタートダッシュで、志望校合格のチャンスを広げよう!