大学入試の基礎知識

ここまでは2020年度入試までの制度を見てきました。しかし、2021年度入試からは入試制度改革が実施されます。具体的にその内容を見ていきましょう。

なぜ入試制度改革が必要なのか

少子化、国際競争が進む中で、大学教育の質の転換が求められています。そのためには、高校の教育も変える必要があり、高等教育と大学教育をつなぐ大学入試についても一体的に改革をする必要があります。これが「高大接続システムの改革」です。

この改革では、厳しい時代を乗り越え、新たな価値を創造していくためには、社会で自立して活動していくために必要な「学力の三要素」をバランスよく育むことが必要とされており、これが多面的・総合的に評価されます。

◆学力の三要素

①は現在の大学入試で問われている要素であり、2021年度からの入試では②と③についても問われることになります。

大学入試改革で実施されること

「大学入学共通テスト」について

共通テストの実施時期は、センター試験同様、1月中旬の2日間で、実施初年度は2021年1月16日・17日に行われます。基本的には2019年度の高校2年生からが受験対象となります。センター試験からの大きな変更点は、下の表の内容となります。
※過年度卒業者のための移行措置はとられない。

なお、現行学習指導要領で行われる2024年度入試までは、教科・科目に変更はありません。