生活リズムの乱れを整えるには、日々の生活を見つめ直し、改善点を考えることが大切です。例えばゲームやスマホを触る時間が長くなっているのなら、「ゲームやスマホを使う時間を決める」「睡眠時間を見直して起きる時間を決める」「勉強をする時間を明確に定める」など家族で話し合いをして生活のルールを決めていきましょう。ここでのポイントは本人にルールを考えさせることです。
ダラダラして勉強しない自分のことを、お子さん自身も心の中ではどうにか改善したいと思っているはずです。ルールを押し付けるのではなく、話し合うことで本人の決意を促すと良いでしょう。その後のご父母からの働きかけも重要です。親は生活のルールを承認したり、アドバイスをしたりして、お子さんが主体的に勉強に向き合う姿勢を身につけさせましょう。
生活リズムが崩れる理由はいくつか考えられます。今回は原因ごとに、専門家が悩みに答える「悩み相談Q&A」の記事をご紹介します。
◇夜、なかなか寝付けなくて困っています。寝ようとするとビクッとなり起きてしまいます。改善方法はありますか? (高3女子)
◇夜は早く寝てしまうので、朝型にしようとしたのですが、朝も起きられないことがあります。朝起きるコツはありませんか? それともこんなことで悩むなら朝型になるのをあきらめるべきでしょうか? (高3男子)
◇自己管理がなかなかできません。どうすればいいですか。 (高2男子)
◇友達からのLINEがいつ来るか、また見たらすぐに返事をしなければと思うと、 スマホから目が離せず、ついついスマホをいじって時間を無駄にしてしまいます。 (高2女子)
「悩み相談Q&A」では、他にも高校生の抱く様々な悩みに対してその道のプロが回答しています。質問はカテゴリー別になっているので、お子さんの悩みにあわせてぜひ参照してください。