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公開日 : 2017/08/29

Q.周りに馴染めない、自分から話しかけられない。

クラスのみんなが楽しそうに騒いでいるなか、自分だけどこか冷めた目で見てしまい、輪の中に入れません。自分もまざれる方法が知りたいです。 (高2女子)
Yesを引き出せ! 「好き」から始める コミュニケーション

この方が回答してくださいました!

コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師
ささき けいいち
佐々木 圭一 先生

上智大学大学院卒、1997年博報堂に入社。もともと伝えることが得意ではなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。2014年、クリエイティブブティック「株式会社ウゴカス」を設立。日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、ライフワークとしている。



きっかけ作りは「相手の好きなこと」


 冷めた目で見るというのは、まわりを冷静に、客観視できているということなので、素晴らしい長所だと思いますよ。その長所は、ぜひ大切にしてくださいね。


 みんなの輪に入るときは、はじめの一歩が難しいですよね。ストレートに「わたしもまぜて!」とは言いにくいですし、断られてしまわないか心配になります。きっかけ作りには、伝え方の技術「相手の好きなこと」を使ってみましょう。お願いの中に「相手がしたいこと」、「相手の興味があること」を入れる伝え方です。


 例えば、

×「わたしもいっしょに話したい!」

○「わたしもゆうこちゃんの嵐トークを聞かせて!」

ゆうこちゃんは嵐のことを人に話すのが大好きなので、「いいよ!」と言いやすくなるでしょう。


 遊びやご飯に誘うときも、「相手の好きなこと」を意識するだけで、「Yes」をもらえる可能性がぐんと上がります。

×「遊びに行かない?」

○「インスタで話題のパンケーキのお店があるんだけど、行かない?」

○「恋愛成就のパワースポットを見つけたんだけど、行かない?」


 抽象的でなく具体的に、「好き」を狙い撃ちしてみましょう。きっと新しいコミュニケーションが生まれるはずです。



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