早稲田大学
社会科学部
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北村花さん
東進衛星予備校中央林間駅西口校
出身校: 大和高等学校
東進入学時期: 高3・7月
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当たり前のことをしっかりと行う
一つ目は苦手を見つけてつぶすこと。二年生の時、英文読解の速度が遅いというのが私の課題でした。そこでどうして英文を読むのが遅いのか考えたところ、そもそも語彙力がなくて知らない単語につまづいたり、すぐに意味が浮かんでこなくて止まってしまったりするのが原因、つまり私の苦手であると気づきました。
そこまで気づいたら対策は簡単で、単語帳を速いスピードで何周もすることにより、苦手な単語の抜け漏れもなく瞬時に意味が浮かぶようになり、英文読解の速度を改善することができました。苦手なことをやるのは誰もがやりたくないことで、好きな教科の勉強に逃げてしまうことが往々にしてあると思います。ですが、模試で落とした分野が苦手のままだと本番に出題されても落としますし、出来ないことが出来るようにならなければ点数も伸びていきません。自分の苦手を発見したらすぐに「一度は理解できた」という状態にしておくことが大事だと思います。
二つ目は分析すること。高校受験のようにとにかく詰め込んでがむしゃらに勉強するというのは、ある程度まで伸びますが限界が来ると思います。そこで鍵となるのが分析することです。一つ目の「苦手を見つけてつぶすこと」の説明を例にとると、「読解速度が遅い」という課題に対して「語彙力が不足している」というより根本となる課題を発見すること、この過程を「分析」と表しています。
漠然と「読むのが遅いから速く読む方法を見つけよう」と考えるのではなく「どうして早く読めないのか」と課題をより深める力が得点に大きくつながっていくと思います。また、分析することは過去問を解くときにも応用できます。「この設問のときは前をヒントにして解く」といった設問の形式から、「自分は選択肢の真ん中の文を雑に読んでしまいがちだ」といった自分のミスの癖まで、より深い分析を重ねていくことが合格につながっていくと思います。
私が挙げた二つのことは特別珍しいことではなく、学校でも予備校でも先輩方からもずっと言われてきた当たり前なことです。ですが、成果を出した人は多かれ少なかれ、当たり前なことを自分のものにしてきちんとこなしているように思えます。何度も聞くアドバイスはありきたりなのではなく、受験の正攻法なのだと認識して実行に移すことが大切なのだと、私も自身の受験生活を通して実感しました。
私は受験勉強という形で、課題を発見する力と課題を分析して根本的な原因を見つける力を磨くことができたと思います。大学ではその二つの力をさらに磨きつつ、様々な経験を通して多角的なアプローチ方法を学び、原因や課題を解決する力を養っていけるよう努力していきたいと思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
大学合格基礎力判定テスト
授業体験をしてみて面白くわかりやすかったから。映像による授業だけど、登校や勉強計画などが厳しく管理されていてよいペースメーカーになりそうだと思ったから。
夏にセンター国語の点数が安定しなかったとき。一度追い込むのをやめて秋ごろに再開したらいつのまにか安定していた。
勉強の中に楽しみを見つけること。同じ志望校の友達と受験の話をすること。
夏のセンター模試で思った以上に成果を出すことができ、秋にもう一度大学研究をしたことで方向性がかたまったから。
高速マスター基礎力養成基礎力講座
クイズ感覚で基礎力が身につくのがよかった。通学や休み時間を有効活用できた。
確認テスト
映像による授業だが受けっぱなしにならず、理解してから次に進むというシステムがよかった。
志望校対策特別講座
出版されてる過去問の解説ではどうしても足りないので、映像による授業が大きな助けになった。
【 入試対策:センター試験対策現代文(70%突破) 】
国語はセンスではなく論理的に解けるのだと教えてもらえた最高の授業だった。
【 スタンダード日本史B PART2 】
パート2を受けたときまだ学校では未履修の範囲だったが、因果関係がきれいにまとまっていてわかりやすかった。
【 過去問演習講座 センター対策 】
センター10年分に加えて模試の過去問が60題もあるのがとてもよかった。圧倒的な経験量で本番に挑むことができたと思う。