東京大学
文科三類
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相田康太朗くん
東進ハイスクール高田馬場校
出身校: 海城高等学校
東進入学時期: 高2・8月
所属クラブ: 野球部
引退時期: 高3・7月
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受講や自主学習を通じて自らの能力や考え方を主体的に「改造」していく
基礎が大事,とよく言われますが,基礎=簡単では決してありません。本番という張り詰めた空気の中,初見の問題と格闘して自分の答えを作っていくためには,教科書的な知識を定着させると同時に,知識を得る過程で自らの思考能力を洗練させていくことが不可欠でした。東進の講座はそのインプット学習のために利用していました。とはいっても,ただ機械的に受講やテストをこなすだけでは不十分です。復習を何度も繰り返し,知識を噛み砕きながら解釈し,自ら運用できるようにしていくプロセスが,たった一回の本番で力を発揮するために何よりも重要なことでした。
僕と東進の出会いは,高校2年生のときでした。野球部に所属し,怪我もしがちで通院が続いていた自分は,平日は疲れて勉強できず定期テスト直前に猛勉強し学校の成績はそれなり,しかし模試の成績は散々…という日々を送っていました。そんなときに目にとまったのが,自分の好きなときに受講できるという特徴を持った東進でした。
9月ごろから,部活終わりに東進に向かい,毎日自習や受講をこなす新たな日々が始まりました。家では疲れてだらけてしまう自分でしたが,ひとたびホームクラスに入れば,短い時間でも集中してやってやろうという気がわいてくる。学力向上の素地を作ったのは,間違いなくこの高校2年生時の勉強習慣の形成であると思います。わずかな時間でも毎日机に向かい,英語と数学の基礎力を重ねていったことが,合格の大きな要因となりました。
そうはいっても,成績の伸びは順風満帆というわけにはいきませんでした。勉強がいやになるときも何度もありました。そんなときに何より大きかったのが,担任助手の方やグループ・ミーティングの存在でした。友達とさまざまな言葉を交わし,勉強方法を相談し,目標を共有しあう機会は,受験期に本当に心の支えになりました。直接の担当でない担任助手の方も含めていろいろな言葉をかけてくださったり,相談に乗っていただいたりしました。身近なところに気軽に話せる大学生がいるということは,自分の将来を考える上でも大きなモチベーションでした。とても居心地が良く,東進は自分にとっていつしか,第二の家となっていました。
東進のいいところは,なんといってもその自由度の高さです。面談をはじめサポートも手厚く,自ら研鑽して能力を高めるにはこれ以上ない環境です。裏を返せば,ノルマや担任の先生の言葉に流され,本当にすべきことから離れ,受動的に受講を「こなす」だけになってしまいがち,ということでもあります。
受験生のみなさん。「自分から動く」ということを,何よりも大切にしてください。受講や自主学習を通じて自らの能力や考え方を主体的に「改造」していくという感覚を,何よりも重視してください。自分が主体となって計画を練り,必要な勉強を明確にし,担任の先生や担任助手の方からサポートをもらいながら実行し、それを振り返る…というプロセスの繰り返しが,受験勉強の全てであるといっても過言ではありません。東進のすばらしい環境,生かすも殺すも自分次第です。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
自分のやりたいことを最大限に尊重していただき,それに沿った講座や計画を提示してくれた。
同じ大学を目指していたひとつ上の先輩が担任助手の方についてくださった。細かな勉強のアドバイスから受験後半期にはメンタル面のサポートまで,本当にさまざまな場面でお世話になった。感謝の気持ちしかない。
センター試験本番レベル模試
模試ごとに目標点を定め,そこから日々の勉強に落とし込んで何をするべきかを考えた。
Yes
自分のタイミングで受講できるという特徴に惹かれた。校舎もきれいで,自主学習をする環境も整っていた。
勉強の話というよりも,大学入学後を見据えた話や他愛ない雑談などを多く盛り込んでくださった。特に受験直前期は,不安や心配に苛まれる中で,週一回の集まりが心の支えになった。
24時間という限られた時間をうまく活用して,部活も勉強も結果が出せるように工夫する力が養われた。
西きょうじ先生の公開授業。先生ご自身の体験をふまえ,受験に向かう心の持ち方の根本を教えてくださったことが,今でも強く印象に残っている。
勉強の成果が出ないときに、自分を追い込んで勉強だけに意識を向けてしまわないことを大切にした。部活,友人関係,学校生活,睡眠…といった勉強以外の面を充実させることで,勉強にもよい循環が生まれてくる。
自分の全ての行動が受験に結びついていると考え,「合格する自分の理想像」を頭に思い描き,それに近づこうとした。
分野を問わず,学際的で多様な教養を身につけ,自分の世界を広げたかった。
自分を人間的に成長させてくれる貴重な経験。
自分は文科学生だが,理系学部である農学部への進学を目指している。文系的素養や語学力を生かしながら,現地の人々との関わり合いを通じて,国際的な食糧問題を解決する役割を担いたい。
【 現代文記述・論述トレーニング 】
現代文の読み方から論理的思考法のイロハまで,自分の根本を大きく変えてしまうほどの薫陶を受けた。現代文にはかくも緻密な,システマティックな解法があるのか,と驚きの連続であった。