東京大学
文科三類
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絹川雛子さん
東進ハイスクール渋谷駅西口校
出身校: 九段中等教育学校
東進入学時期: 高2・3月
所属クラブ: 硬式テニス部 部長
引退時期: 高2・3月
この体験記の関連キーワード
積極的文転
コロナのおかげで愛するテニス部での青春もブツ切れで不完全燃焼のまま突入した受験勉強は大変で辛い時期もそこそこありました。社会に関しては特に危ない戦いでしたが、こんな状況でもなんとか合格できた要因は主に以下の三つだと思います。
①中学生の頃からの積み重ね
要領と飲み込みの悪い私が東大に受かるような優秀な方々に追いつくためには圧倒的な勉強時間が必要だったのはいうまでもありません。私は学校の授業だけはどんな科目も馬鹿真面目に受け、友達と定期考査の順位を争って2週間前もしくは1ヶ月前から自習室や図書館で本気で勉強していました。その蓄積が受験で精神的にも学力的にもかなり大きなアドバンテージ且つ基盤になりました。共に切磋琢磨した同級生の数名に感謝しています。
②周りの人の支え
受験は確かに孤独な戦いで、自分の実力が残酷なまでに結果に反映されます。しかし心が折れかけた時、勉強なんかやめてしまえと思った時、周りで黙々と勉強している友達の存在は気持ちの大きな支えになり、結果的に自らの学力向上につながりました。その点で東進で勉強するのは私に合っていました。綺麗事にしか聞こえないかもしれませんが、合格は周囲の人の支えがあってこそのものだと今は実感しています。担任助手の方は直前期は特に色々な不安や悩みを面倒くさがらずに聞いて下さいました。よく言われることですが、悩みは誰かに言ってしまう方が気持ちが楽になり勉強もうまく行くことが多かったです。
③目指すことをやめなかったこと
冷静に考えれば受かるはずもなさそうな日本の最高学府たる大学に、ブランクあり且つほぼ1年間のみの勉強で挑むことなど自分の能力を鑑みれば尋常な精神ではできませんでした。しかしどんなに成績が悪くてもやるべき事をやれば合格できるに決まっていると反強制的に自分に信じこませ、これまでの努力を頼りに少しでも近づこうとしてひたすら勉強を無心で続けていました。口では無理だと言いながら、大学のランクを下げるというような考えは東大への強すぎる執着のためかあまり起きませんでした。本番も、どんなに失敗したと思っても最後まで諦めず死力を尽くしました。(反動が試験後に来て、合格発表までの日々は後期の勉強があるのに毎日くよくよしていました。本当に落ちたと思ってました。)
最後に偉そうなことを書いて恐縮ですが、よく言われるように合格者の数だけ道があり、自分の勉強方法を正解にするのはこれからの努力と工夫次第です。このような体験記を読んで自分と比べ悲観する必要も、真似する必要もありません。あと、受験生だからといってあまりにも自分を追い込み過ぎるのは逆効果のような気がします。ここまで真面目すぎる人のような書き方になってしまいましたが、決してそんなことはないし、失敗したこと、後悔したことの方が圧倒的に多いです。時間は思っている以上にあります。私も丸一日勉強をしなかった日、やる気が出ない日もあり、塾の友達との雑談も毎日していたし、YouTubeも時間制限付きでたまに見ていました。春には鬼滅も高速で読みました。どうしても受かる気がしない時は自分の強みを無理矢理にでも考え出して、お風呂で「私は東大顔だ」とか唱えたりしてました(ただの変人ですが結構おすすめです)。
受かるのは一部を除いてちょっと運のいい普通の人間で、追いつけないほど遠くにはいない。少なくとも私はそう信じていました。あなたが苦しんでいる時、同じような思いをしている人もたくさんいます。そこで諦める人もいますが、どんなに自信が無くてもあなたはどうか諦めないでください。受かる可能性がゼロになるのはあるとすれば合格発表の後で、それまではゆっくりでも着実に目標に近づいています。人生で一度きりしかないせっかくの機会ですから、死ぬまで残るであろう後悔を少しでも減らせるように、自分はやりきったと言えるように、出来ることから少しずつ、精一杯やってみてください。きっと結果は遅れてついて来ます。陰ながら応援しています。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
文転の相談に親身に乗っていただいた他、講座の説明も丁寧にしていただきました。
毎週のグループ・ミーティングで一週間の見通しが立ち、直前期の個人面談では精神的な支えにもなりました。おすすめの参考書や勉強法をはじめ、なんでも相談に乗ってくれる頼もしい存在でした。春から同じ大学に通えるのが嬉しいです。
東大本番レベル模試
解答用紙が本番と全く同じで、本番さながらの気持ちで受けられる所は非常に役に立ちました。また、他の模試と違って採点が一週間程度で返却されるため、記憶が新しいうちに復習ができました。
Yes
家に近かったことと、部活との両立ができそうだったこと、自習室が使えること。
メンバーの勉強法を参考にしたり、みんなで一問一答をしたりしました。ライバルとして良い刺激を受け、息抜きにもなりました。
コロナウイルスの影響で引退試合が行えないまま受験勉強に入ったことは非常に悔しかったのですが、その気持ちを勉強にぶつけることができた部分もあったように思います。部活では、楽しみながらも限られた活動時間の中で少しでも技術を向上させようと考えながら努力する姿勢を学んだので、それを受験にも当てはめて考え勉強できました。
塾内合宿では、勉強しようと思えば時間は思っている以上にあることに気づかされ、一日一日の勉強を大切にしようという意識が芽生えました。本格的に受験勉強を始める契機になったとも思います。
共通テストで失敗した後二次試験まではまでは結構大変でした。理系科目の勉強をしていた高校二年生の非常に辛かった時期を思い出し、あの時よりはましだと思って頑張っていました。しかし一番辛かったのは不合格を確信した後の二次試験後合格発表まででした。
頻繁かつ詳細な合格後の妄想。
高校一年生のセンター同日で勧められたのをきっかけに意識し始め調べた結果進振り制度は進路が確定していなかった私に合っている魅力的な制度だと感じ志望校に決定しました。
やればやるほど楽しいものなのだなと思った。
私は文系で入学することになりましたが、大学では様々な人との出会いを大切にし、大学でしかできないようなことに積極的に挑戦しつつ、以前からの志を貫いて3年生からは理系に進み、大好きな生き物に関わる仕事を通じて社会に貢献したいです。
【 入試対策:新センター試験対策地理B(系統地理編) 】
この講座を全て受講すれば、学校で授業をとっていなくても地理の全分野を網羅的に理解できます。特に村瀬先生の授業は一度聞いたらなかなか忘れることがなく、基礎的な事項から細かい知識まで、様々な分野をつなげて楽しみながら理解することができました。この講座のおかげで私は地理が大好きになりました!
【 受験数学Ⅰ・A/Ⅱ・B(難関) 】
志田先生の数学は基礎からわかりやすく説明があり、復習用演習問題もついていたため定着に便利でした。また、学校では習わない受験数学では頻出の公式や解法も丁寧に教えていただいたため理解でき、様々な解法のヒントを得ることもできました。
【 スタンダード日本史B PART1 】
金谷先生の板書は非常に整理されており、自分で作るまとめノートよりはるかに分かりやすく、効率が良い上に暗記が楽でした。また、先生の独特な口調で流れが頭に入りやすく、テキストも内容が充実していました。