上智大学
文学部
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大鳥敬太くん
東進ハイスクール下北沢校
出身校: 桜修館中等教育学校
東進入学時期: 高3・4月
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受験生には、なろうとしなければなれない
①選択肢は広く持つ。理数系科目に不安を抱え、早々に私立文系に舵を切る受験生もいるかもしれませんが、そこまで共通テストの負担を忌避すべきではありません。共通テストにおける文系科目(国英社)と理系科目(理数)の点数比は、5教科7科目であれば2:1。文系科目でカバーすることは難しいことではありません。
なぜ共通テストの科目数を絞らないことを勧めるかというと、そうすることによって潰しが利くようになるからです。短いようでいて長い受験生の1年の中で、志望を悩んだ挙句、心変わりした人などたくさん見てきました。また、共通テスト利用を考える場合、選択肢は相当広がります。とはいえ、勉強する科目が倍になることは負担ではないか、と思われるかもしれませんが、僕の個人的な感覚ではそうでもありませんでした。むしろ、色々な科目に触れることによって、計画性についてより敏感になったり、科目間の相互理解が深まったりすることもありました。
そして、共通テスト対策で大いに活用したのが大問別演習です。6月以降は過去のセンター試験の古文を1日1問解くことを勧められ、毎日ではないにせよ、大問別演習をコンスタントにこなしたことで古文の基礎ができたと思います。
また、数学でも苦手分野だった確率や数列は大問別演習に大いに救われました。1日15分程度でこなせる大問別演習はルーティンとして取り入れやすく、苦手分野に毎日触れるきっかけにもなります。僕が声を大にしておすすめしたい東進のシステムです。
②英検を取得する。僕は受験期に突入する前に英検準1級を取得していましたが、英検利用の便利さには驚かされました。僕の受験の中では、早稲田大学の文・文構では英語の試験の免除、上智大学では併用方式で20点の加点(合否を大いに分けかねない点数です)、立教大学では英検準1級で満点換算など、とにかく英検に助けられました。
受験期が進むにつれ、英検の重要性が徐々に露わとなっていき、英検取得を焦る同級生も少なくありませんでした。英検準1級のレベルは受験を見据えて英語を勉強していれば十分に合格可能なレベルです。リスニングの勉強は、疎かになりがちな共通テストのリスニング対策にもなるため、英検の取得はおすすめします。高速マスター基礎力養成講座もおススメです。
③情報を早めに入手する。情報収集は早めにやっておくに越したことはありません。受験生になりたての時期なら、むしろ基礎固めより大事と言っても過言ではありません。先ほどの英検も含めて、どこの大学のどこの受験方式が自分に有利なのか知っていなければ、勝てる戦も負けます。早めに志望校を定めろと口ずっぱく言われるのはこのためです。
情報収集のためのツールとしてはもちろん自分でリサーチするのが1番ですが、周りの助けを借りることも肝要です。学校の先生、友人、東進の担任助手の方など。特に東進の担任助手の方々は1、2年前に受験を経験したばかりの手練ればかりですから、受験の周辺知識についてはフレッシュな知識を持っています。志望系統の近い担任助手の方が割り当てられているはずですから、たくさん質問をしましょう。それが東進のいいところです。そして、現役受験生のアドバンテージは周りの助けを多く得られることにあると思います。身の回りの友達とちょっとした会話を交わすことだけでも、受験期の孤独感やストレスは大いに和らぎます。
④模試を大切にする。今となってみれば、定期的に受ける共通テスト本番レベル模試は自分の実力を測る上で最良の指標だったと思います。共通テスト本番レベル模試の前日には「小手先の知識を身に着けても意味はない。裸でぶつかるわい」と毎回思って、特に対策はできていませんでした。しかし、共通テスト本番直前には小手先の知識を身に着けるための勉強をこれでもかとしまくっていたため、模試の前にも小手先の知識でいいから詰めておいて損はなかったのにと後悔しています。
また、受験期が進むにつれて、「模試って自分の立ち位置を知るためのものであってそれ以上でもそれ以下でもないじゃん」という境地に誰もが到達するのですが、それを考えれば受験期早々に模試の結果に左右されて志望を下げるなんてことはもったいないとしか言いようがありません。そして、国公立大学のいくつかには冠模試が用意されていますが、冠模試の利用できる所は骨の髄までしゃぶり尽くすべきです。
各予備校がその大学の傾向を分析して作る問題が出題されるため、復習にも大変役立ちます。文系数学が課される大学を志望するのであれば、過去問や冠模試で間違えた問題をストックするファイルを作るのは有用でしょう。
最後になりますが、僕が受験する上で痛感したことを書き記します。それは受験生には、なろうとしなければなれないということです。「高3になれば、夏休みになれば、秋になれば、スイッチが自ずと入るであろう」という目論見は無残に消え去りました。もし大学受験において高い目標を掲げるのならば、自分なりの理由付けで、自分なりの方法でスイッチを押そうと試みましょう。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
世間話をしてくださったことです。
校舎に来なさいとアドバイスしていただいたことです。
学校のカリキュラム上、世界史が終わりそうになかったので世界史の講座を受講しました。
受験が近づく中一緒に話したことです。ストレス解消になりました。
やる気のある友人と話すことです。
ガチャの確率を上げるために、不確定要素を潰していく行為。
過去問演習講座
特別招待講習
確認テスト
【 スタンダード世界史Ⅰ~Ⅳ(諸地域世界の形成) 】
先生のお話が興味深いです。
【 過去問演習講座 大学入学共通テスト対策 】
大問別演習が取り組みやすいです。
【 高等学校対応数学(特別編)微分[Ⅱ] 】
微分が一気に得意になりました。