東京大学
理科一類
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池田滉太郎くん
東進衛星予備校東岡崎駅前校
出身校: 岡崎高等学校
東進入学時期: 高1・4月
所属クラブ: 弓道部
引退時期: 高3・5月
君はどれ?志望校合格へのスタートを切ろう!
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頭を使って、自律的に、学習を進めることが肝要
僕が合格できたのは、それまでの計画と実践が功を奏したからだと感じています。
僕は、2年生に上がるまで高校で150番辺りの成績でした。授業は真面目に聞き、定期テストや、実力テストの課題は複数回こなして、学年の半分よりは上にいる、ある意味で僕は『流れ』に乗った「だけ」の生徒だったと思います。僕の転機はコロナ休みでした。膨大な時間を前にした僕は、ここで自分の学習習慣の見直しを図りました。『流れ』に乗る「だけ」の生徒からの脱却でした。
具体的には、目標の明確化、階層化と現状の徹底分析を行うことです。当時は、長期目標を合格、中期目標を3年生になるまでに理科の履修完了、そしてコロナ休み中に数学の履修完了を短期目標としました。3年生に入って全教科が一通り揃い、中期目標が達成された後は、本番で合格者平均点を超えることを新たな中期目標に据え、各教科、分野ごとに細かく目標点を定めました。
この時点から、過去問や模試があるたびに自分は今目標に対してどの位置にいるのかを把握するようにしていました。自分の目標までの道程を視覚的に把握することで、学習ペースの調整が容易にできたと思います。このように、目標の明確化、階層化そして、現状の把握という作業を断続的に行うことで、2年間の勉強の中の「今」という俯瞰的な目線を手にいれることができ、結果として体調は悪かったものの、自信を持って本番に臨むことができました。
共通テスト対策の分析先述のように、僕は日々の授業は比較的真面目に受けていたので、二次試験も用いる科目の対策はさほどする必要がないと感じていました。一方、共通テストのみ用いた地理は特別な訓練が必要だと考え、12月に演習を始めました。古文は読むスピード上げるため12月から毎日1年分解いていました。
高校での生活を豊かにするコツは、何事にも全力で取り組むことです。僕も、1、2年生のうちは主に部活動、3年生では行事に結構な時間を割いてきました。そうした中でも先に述べたようなある種厳しい目標を達成していくには、計画性が大切になってきます。日々のイベントが流動的な高校生にとって、厳格に計画を立てるのはあまり現実的ではありません。頻繁に予定を変更することになり、目標を見失ってしまいます。大切なのは、ある程度大雑把に課題を設定することです。僕の場合1週間くらいを目処にやるべきことを決めることで、比較的自由に、自信を持って学習を進めることができました。
また、学習時間を問題にする人をよく見かけますが、不毛な心配をする前に最善を尽くせばいいと僕は思います。(実際僕は平日1時間も勉強できていませんでした)国語の学習についてまず、現代文です。これは、僕が最も対策に苦心した教科です。帰国子女によくあることですが、現代文は苦手で普段はろくに本も読まないこともあって、高校2年生から集中的に勉強していたのにも関わらず、問題の筋が見えたのは二次試験の1週間前でした。
一方、古典は対策が簡単だと思います。2年生までに単語と文法を一通り履修すれば、あとは共通テスト対策を含めて長文に慣れるだけで、東大の問題にも十分対応できました。
数学の学習について、僕は比較的数学は得意でなかったので、最後まで得点は安定しませんでした。なので、数学で落とした分を他の教科で補えるよう対策を進めていました。それでも先述のように、数学の履修は早めに行いました。これは僕が理数科目は「咀嚼・解釈」の時間を大切にすべきだと考えているからです。
すなわち、数理的概念を早めに手にし、その扱いに慣れる時間を取ることを大切にしました。僕は東進では長岡先生の講座を好んでとっていました。長岡先生には、解けない問題に立ち向かう精神力を鍛えていただきました。物理の学習については、数学と同様に「咀嚼・解釈」を大切にしました。その結果、おおよそ一年間の「咀嚼・解釈」の時期を経て、冬ごろには自ら物理現象を考察できるようになりました。受験を迎える頃には満点近い点数を取ることもできていたので僕としては満足です。
また、東進の生徒であるなら、ぜひハイレベル物理の受講をすすめます。苑田先生から数理科学の基本を教えていただけます。化学の学習について化学は物理と違って、最初に導入すべき知識が多いことが特徴です。『化学の新研究』は名著ですから、隅々まで読破することをおすすめします。その反面、「咀嚼・解釈」の時間は物理ほど要りません。
英語の学習について英語ができると、模試の判定が出るので精神的に良いです。2年生までにある程度仕上げるといいと思います。地理の学習について対策については先述しました。
最後にさまざまなことを書きましたが、伝えたいことは一つです。頭を使って、自律的に、学習を進めることが肝要ということです。また、三年間支えてくださった東進の皆さん、本当にありがとうございました。
僕は、2年生に上がるまで高校で150番辺りの成績でした。授業は真面目に聞き、定期テストや、実力テストの課題は複数回こなして、学年の半分よりは上にいる、ある意味で僕は『流れ』に乗った「だけ」の生徒だったと思います。僕の転機はコロナ休みでした。膨大な時間を前にした僕は、ここで自分の学習習慣の見直しを図りました。『流れ』に乗る「だけ」の生徒からの脱却でした。
具体的には、目標の明確化、階層化と現状の徹底分析を行うことです。当時は、長期目標を合格、中期目標を3年生になるまでに理科の履修完了、そしてコロナ休み中に数学の履修完了を短期目標としました。3年生に入って全教科が一通り揃い、中期目標が達成された後は、本番で合格者平均点を超えることを新たな中期目標に据え、各教科、分野ごとに細かく目標点を定めました。
この時点から、過去問や模試があるたびに自分は今目標に対してどの位置にいるのかを把握するようにしていました。自分の目標までの道程を視覚的に把握することで、学習ペースの調整が容易にできたと思います。このように、目標の明確化、階層化そして、現状の把握という作業を断続的に行うことで、2年間の勉強の中の「今」という俯瞰的な目線を手にいれることができ、結果として体調は悪かったものの、自信を持って本番に臨むことができました。
共通テスト対策の分析先述のように、僕は日々の授業は比較的真面目に受けていたので、二次試験も用いる科目の対策はさほどする必要がないと感じていました。一方、共通テストのみ用いた地理は特別な訓練が必要だと考え、12月に演習を始めました。古文は読むスピード上げるため12月から毎日1年分解いていました。
高校での生活を豊かにするコツは、何事にも全力で取り組むことです。僕も、1、2年生のうちは主に部活動、3年生では行事に結構な時間を割いてきました。そうした中でも先に述べたようなある種厳しい目標を達成していくには、計画性が大切になってきます。日々のイベントが流動的な高校生にとって、厳格に計画を立てるのはあまり現実的ではありません。頻繁に予定を変更することになり、目標を見失ってしまいます。大切なのは、ある程度大雑把に課題を設定することです。僕の場合1週間くらいを目処にやるべきことを決めることで、比較的自由に、自信を持って学習を進めることができました。
また、学習時間を問題にする人をよく見かけますが、不毛な心配をする前に最善を尽くせばいいと僕は思います。(実際僕は平日1時間も勉強できていませんでした)国語の学習についてまず、現代文です。これは、僕が最も対策に苦心した教科です。帰国子女によくあることですが、現代文は苦手で普段はろくに本も読まないこともあって、高校2年生から集中的に勉強していたのにも関わらず、問題の筋が見えたのは二次試験の1週間前でした。
一方、古典は対策が簡単だと思います。2年生までに単語と文法を一通り履修すれば、あとは共通テスト対策を含めて長文に慣れるだけで、東大の問題にも十分対応できました。
数学の学習について、僕は比較的数学は得意でなかったので、最後まで得点は安定しませんでした。なので、数学で落とした分を他の教科で補えるよう対策を進めていました。それでも先述のように、数学の履修は早めに行いました。これは僕が理数科目は「咀嚼・解釈」の時間を大切にすべきだと考えているからです。
すなわち、数理的概念を早めに手にし、その扱いに慣れる時間を取ることを大切にしました。僕は東進では長岡先生の講座を好んでとっていました。長岡先生には、解けない問題に立ち向かう精神力を鍛えていただきました。物理の学習については、数学と同様に「咀嚼・解釈」を大切にしました。その結果、おおよそ一年間の「咀嚼・解釈」の時期を経て、冬ごろには自ら物理現象を考察できるようになりました。受験を迎える頃には満点近い点数を取ることもできていたので僕としては満足です。
また、東進の生徒であるなら、ぜひハイレベル物理の受講をすすめます。苑田先生から数理科学の基本を教えていただけます。化学の学習について化学は物理と違って、最初に導入すべき知識が多いことが特徴です。『化学の新研究』は名著ですから、隅々まで読破することをおすすめします。その反面、「咀嚼・解釈」の時間は物理ほど要りません。
英語の学習について英語ができると、模試の判定が出るので精神的に良いです。2年生までにある程度仕上げるといいと思います。地理の学習について対策については先述しました。
最後にさまざまなことを書きましたが、伝えたいことは一つです。頭を使って、自律的に、学習を進めることが肝要ということです。また、三年間支えてくださった東進の皆さん、本当にありがとうございました。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
Q
担任の先生の指導や面談で役立ったことや、印象に残ったときの様子
面談がなければ東大は受けていません。
Q
あなたのおすすめの東進模試を教えて下さい。
東大本番レベル模試
Q
おすすめのポイントや後輩にすすめたい自分なりの活用方法について教えて下さい。
徹底的に分析してくれる。
Q
部活に所属していましたか?
Yes
Q
東進を選んだ理由
映像による授業が自分の生活に合っていたから。
Q
部活や学校行事と勉強の両立法や部活・学校行事をやっていてよかったこと、部活を通して身についた力があれば教えて下さい。
忍耐力。
Q
辛かった時期やスランプはありましたか?またどのように乗り越えましたか?
勉強は生活の一部と化していたので、辛い時期とかはなかった。
Q
あなたにとって受験勉強とはどのようなものでしたか?
日常。
Q
おすすめ講座
【 ハイレベル物理 力学 】