東京大学
文科二類
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網屋亮介くん
東進ハイスクール下北沢校
出身校: 筑波大学附属駒場高等学校
東進入学時期: 高1・4月
所属クラブ: テニス
引退時期: 高2・11月
この体験記の関連キーワード
なんとかしようとすれば、なんとかなる
今僕は合格体験記を書いているわけですが、いまだに合格したという実感が湧いていません。合格というものは、体験すると存外あっけないものなのですね。頑張ってきた日々すら今は色褪せそうになっていて大急ぎでこの体験記を書いています。
僕が東進に入ったのは高1の春だったと思います。僕の出身高校では周りが東大に向けて勉強をしており、自分も何かやらなければいけないと思ったのがきっかけでした。早速講座をいくつか取り学習に臨み、初めの一か月は順調に進んだのですが、いつの間にか初心を忘れて東進に来てもダラダラしてしまうようになっていました。焦りから来るやる気というのは自分の心に負担となってしまい、持続しないのかもしれません。
そんな自分に気づいたのは11月くらいになってからでした。せめて冬は、ということで講座を積極的に受講し、年末年始は真面目に勉強できたように思います。高1の三学期の期末テストがコロナでなくなったこともあり、東進に登校できる時間も増え、段々と勉強量を増やしていくことができるようになりました。この一年間で取った講座は今井先生のC組と高等学校対応の数学でした。ここで基礎を固めたことは非常に意味のあることで高2という暗黒時期にあっても、自分の底の学力レベルを支えてくれました。
さて高2になったわけですが、高2は先にも述べた通り勉強の面では暗黒の時期でした。なんといってもコロナで学校が潰れ、生活習慣が崩れたのが痛かったです。人間は8時半登校をすることで、人間の形を保っているということが後になってわかりました。友達とのゲームに明け暮れてしまうこともざらにありました。受かったからこそただの笑い話ですが、もし落ちていたらここが一番責められる点だったでしょう。
ただそんな中でも、在宅時間が増えたことで、東進の自宅受講システムを活用するようになったのは数少ない光明でした。パソコン画面の見過ぎでガンガン頭が痛む中でも、最低限の勉強を持続できたのは東進のおかげです。年度の後半からは志田先生の東大文系数学を受講し、少しずつですが東大の数学に慣れていきました。東大文系数学の講座は難易度こそそこまで高くないもの、その後の数学の根幹となる部分を育ててくれました。
そして勝負の高3です。本来高3なら目一杯勉強をしたと合格体験記的には書きたいところですが、悲しいかな嬉しいかな、僕の所属する学校は、高3が文化祭に全力投球する学校でした。しかも11月まで文化祭があります。高3はやりたいごとに特別班に分かれるのですが、僕は何を思ったか、その特別班の副班長になっていました。ということで夏休みに入るまでは勉強という勉強はできませんでした。
夏休みに入ると東進に本格的に通っていきここまで東大英語や数学ぐんぐん基礎編を修了しました。数学ぐんぐんは、はっきり言って難しいです。理解に時間のかかる点も多くありました。それでもこれまでの勉強が無駄ではなかったようで、理解が進んでいくうちにどんどん数学が楽しくなっていきました。しかしいつまでも勉強に打ち込める時間は続きません。夏休みが終わると、もう文化祭一色です。9月から11月までは、学校に遅くまで残って文化祭の準備をしていました。この間に勉強の力はどんどん落ちていきました。
さて文化祭が終わって東大模試があったわけですが、驚きました。かけらも学力が残っていませんでした。勉強は継続です。継続をやめると指数関数的にできなくなっていきます。一通り文化祭の打ち上げが終わったあと、僕は生まれ変わる必要がありました。しかし生まれ変わるなんて、言うほど簡単なことじゃありません。勉強は継続ですし、勉強習慣も継続で身につくものです。前は苦も無くこなせていた勉強量が、その時は耐えがたい苦痛でした。
そこで僕を救ってくれたのは東進でした。勉強する気の有無にかかわらず東進の校舎に来て机に向かう、すると勉強以外することがなくて否応なく勉強するようになりました。初めのうちは辛かったですが、継続が勉強習慣を生むのでそのうち慣れていきました。そうなればこっちのものです。
東進で過去問演習をガンガンやりました。過去問演習講座は添削が丁寧です。丁寧すぎるほど懇切丁寧に見てくれるので、東進生の皆さんはぜひやることをお勧めします。そして一月です。共通テストに臨みます。これは東大志望者に言いたいのですが、共通テストは足切りを回避できれば勝ちです。ですが、理科基礎以外の悪かった科目は必ず見直しましょう。その科目は二次試験の穴です。「共通テストは相性がある」などと考えないで、穴を埋めてください。僕の場合はそれが数学でした。そして僕は二次の数学は解けるだろうという根拠のない自信を根拠に数学の見直しをほとんどしませんでした。もし落ちていたらここが二番目に責められる点でしょう。
そして二次試験です。とんでもなく緊張しました。初めの科目は国語で、国語という科目は手応えがない科目なのですが、次の数学がまずかった。4問構成のうち1番2番はほぼ解けませんし、書けもしませんでした。相当心に来たようでその晩寝るのに苦労しました。東大志望者の皆さん、文理問わずに一番に勉強すべき科目は数学です。なぜなら数学の結果は他教科の心持ちまでに影響するからです。全完した夜を考えてください、ぐっすりですね。0完の夜を考えてください、食事も喉を通りません。どちらが翌日に好影響ですか?言うまでもなく前者です。
2日目の記憶はありません。覚えているのは受験が終わった後にダーツに行って、その後チャーハンセットを頼んだことくらいです。この後は特に書くこともありません。
受験生の皆さんに伝えたいのは、なんとかしようとすればなんとかなる、ということです。そして今自分が十分な学習ができていないと不安に思っている皆さん、勝てば官軍です。僕なんかは優等生というよりはむしろ劣等生でした。そんな僕でも今、合格体験記を書いています。挽回のチャンスはどこにでもあります。皆さん頑張ってください。
僕が東進に入ったのは高1の春だったと思います。僕の出身高校では周りが東大に向けて勉強をしており、自分も何かやらなければいけないと思ったのがきっかけでした。早速講座をいくつか取り学習に臨み、初めの一か月は順調に進んだのですが、いつの間にか初心を忘れて東進に来てもダラダラしてしまうようになっていました。焦りから来るやる気というのは自分の心に負担となってしまい、持続しないのかもしれません。
そんな自分に気づいたのは11月くらいになってからでした。せめて冬は、ということで講座を積極的に受講し、年末年始は真面目に勉強できたように思います。高1の三学期の期末テストがコロナでなくなったこともあり、東進に登校できる時間も増え、段々と勉強量を増やしていくことができるようになりました。この一年間で取った講座は今井先生のC組と高等学校対応の数学でした。ここで基礎を固めたことは非常に意味のあることで高2という暗黒時期にあっても、自分の底の学力レベルを支えてくれました。
さて高2になったわけですが、高2は先にも述べた通り勉強の面では暗黒の時期でした。なんといってもコロナで学校が潰れ、生活習慣が崩れたのが痛かったです。人間は8時半登校をすることで、人間の形を保っているということが後になってわかりました。友達とのゲームに明け暮れてしまうこともざらにありました。受かったからこそただの笑い話ですが、もし落ちていたらここが一番責められる点だったでしょう。
ただそんな中でも、在宅時間が増えたことで、東進の自宅受講システムを活用するようになったのは数少ない光明でした。パソコン画面の見過ぎでガンガン頭が痛む中でも、最低限の勉強を持続できたのは東進のおかげです。年度の後半からは志田先生の東大文系数学を受講し、少しずつですが東大の数学に慣れていきました。東大文系数学の講座は難易度こそそこまで高くないもの、その後の数学の根幹となる部分を育ててくれました。
そして勝負の高3です。本来高3なら目一杯勉強をしたと合格体験記的には書きたいところですが、悲しいかな嬉しいかな、僕の所属する学校は、高3が文化祭に全力投球する学校でした。しかも11月まで文化祭があります。高3はやりたいごとに特別班に分かれるのですが、僕は何を思ったか、その特別班の副班長になっていました。ということで夏休みに入るまでは勉強という勉強はできませんでした。
夏休みに入ると東進に本格的に通っていきここまで東大英語や数学ぐんぐん基礎編を修了しました。数学ぐんぐんは、はっきり言って難しいです。理解に時間のかかる点も多くありました。それでもこれまでの勉強が無駄ではなかったようで、理解が進んでいくうちにどんどん数学が楽しくなっていきました。しかしいつまでも勉強に打ち込める時間は続きません。夏休みが終わると、もう文化祭一色です。9月から11月までは、学校に遅くまで残って文化祭の準備をしていました。この間に勉強の力はどんどん落ちていきました。
さて文化祭が終わって東大模試があったわけですが、驚きました。かけらも学力が残っていませんでした。勉強は継続です。継続をやめると指数関数的にできなくなっていきます。一通り文化祭の打ち上げが終わったあと、僕は生まれ変わる必要がありました。しかし生まれ変わるなんて、言うほど簡単なことじゃありません。勉強は継続ですし、勉強習慣も継続で身につくものです。前は苦も無くこなせていた勉強量が、その時は耐えがたい苦痛でした。
そこで僕を救ってくれたのは東進でした。勉強する気の有無にかかわらず東進の校舎に来て机に向かう、すると勉強以外することがなくて否応なく勉強するようになりました。初めのうちは辛かったですが、継続が勉強習慣を生むのでそのうち慣れていきました。そうなればこっちのものです。
東進で過去問演習をガンガンやりました。過去問演習講座は添削が丁寧です。丁寧すぎるほど懇切丁寧に見てくれるので、東進生の皆さんはぜひやることをお勧めします。そして一月です。共通テストに臨みます。これは東大志望者に言いたいのですが、共通テストは足切りを回避できれば勝ちです。ですが、理科基礎以外の悪かった科目は必ず見直しましょう。その科目は二次試験の穴です。「共通テストは相性がある」などと考えないで、穴を埋めてください。僕の場合はそれが数学でした。そして僕は二次の数学は解けるだろうという根拠のない自信を根拠に数学の見直しをほとんどしませんでした。もし落ちていたらここが二番目に責められる点でしょう。
そして二次試験です。とんでもなく緊張しました。初めの科目は国語で、国語という科目は手応えがない科目なのですが、次の数学がまずかった。4問構成のうち1番2番はほぼ解けませんし、書けもしませんでした。相当心に来たようでその晩寝るのに苦労しました。東大志望者の皆さん、文理問わずに一番に勉強すべき科目は数学です。なぜなら数学の結果は他教科の心持ちまでに影響するからです。全完した夜を考えてください、ぐっすりですね。0完の夜を考えてください、食事も喉を通りません。どちらが翌日に好影響ですか?言うまでもなく前者です。
2日目の記憶はありません。覚えているのは受験が終わった後にダーツに行って、その後チャーハンセットを頼んだことくらいです。この後は特に書くこともありません。
受験生の皆さんに伝えたいのは、なんとかしようとすればなんとかなる、ということです。そして今自分が十分な学習ができていないと不安に思っている皆さん、勝てば官軍です。僕なんかは優等生というよりはむしろ劣等生でした。そんな僕でも今、合格体験記を書いています。挽回のチャンスはどこにでもあります。皆さん頑張ってください。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
Q
担任助手の指導や面談で役立ったことや、印象に残ったときの様子
電話を多くかけて学習のペースを維持してくださった。
Q
あなたのおすすめの東進模試を教えて下さい。
共通テスト本番レベル模試
Q
おすすめのポイントや後輩にすすめたい自分なりの活用方法について教えて下さい。
自分の実力や足りないところが測れる。
Q
部活に所属していましたか?
Yes
Q
東進を選んだ理由
自習室としての利便性の高さ。授業の面白さ。
Q
部活や学校行事と勉強の両立法や部活・学校行事をやっていてよかったこと、部活を通して身についた力があれば教えて下さい。
楽しい。心身の健康にはこれが欠かせない。
Q
やる気の原動力、モチベーションを高める方法は何でしたか?
東大志望の友達が多いこと。
Q
志望校を決定したきっかけや理由を教えて下さい。
同級生の多くが進学するので、東大にした。
Q
おすすめ講座
【 数学ぐんぐん[基本編] 】
数学が面白くなる。