東京大学
文科二類
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橋本一優くん
東進ハイスクール海浜幕張校
出身校: 渋谷教育学園幕張高等学校
東進入学時期: 高1・6月
所属クラブ: 男子テニス部
引退時期: 高3・4月
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学習面においても精神的においても徹底的に自分と向き合う行為が受験勉強
東大を志望したとはいえ、中学生でテスト前以外勉強しなかった僕は何から始めればよいかわからず、与えられた目の前のタスクをただこなしているだけでした。高2になってもその状態は変わらず、成績はそれなりに伸びましたが、自分で伸ばしている感覚はありませんでした。
新高3になり東大入試同日体験受験も受け、現状を変えようと思い、自分の分析と計画に重きをおくように心がけました。自分は何月までに何点取る必要があり、そのためにはどんな能力が必要で、どんな演習をしなくてはいけないのか、どれくらい時間があるのか、常に考え続けました。すると急に成績が伸び始め、夏にはA判定を取ることができました。自分で成績を伸ばしている感覚がありました。夏休み前半まではかなり順調に勉強できていたし、ここまでの貯金で合格できたと思います。
高3の夏休み後半からが地獄の時間でした。急に体に異変が出て、全く勉強ができなくなったのです。原因は精神的なものでした。1学期の間中、理想を追い求め過ぎて現実とのギャップを責め続けていたのです。例えるなら集中して勉強した8時間よりうまくいかなかった2時間を責めるといった具合です。このような経験は受験生ならよくあることだと思います。
僕は夏休み以降、理想を追い求めず現実の自分を認めることを意識するようにしました。うまくいかなかった時間は怠惰や弱さが原因ではなく、その時の自分には色んな理由で無理だったんだと考え、頑張った時間を褒めるようにしました。それ以降、精神面で苦しむことは少なくなっていきました。
主体性を持って論理的に自分の能力を分析したこと、現実の自分を受け止め自分を褒め続けたこと。この2つの経験に共通していることは「自分を知る」ということだと思います。自分の能力を分析し、学習効率を上げられるのは自分しかいません。同様に自分の気持ちと向き合ってすっきりと勉強できる状態にするのは自分しかいません。
学習面においても精神的においても徹底的に自分と向き合う行為が受験勉強だと思います。この体験記を見ている皆さん、行き詰まっていたら闇雲に勉強するのではなく、「なぜうまくいかないのか」を徹底的に考える時間を設けてください。自ずと自分自身と向き合う時間になるはずです。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
自分のやり方を尊重して下さり、精神面で苦しんだ時期に支えていただいた。なかなか勉強に向き合えない時期もわたしを責めず、復帰するまで待っていてくださった。
学習面でも精神面でも行き詰まった時に、現状打破を模索する過程で何度も自分の方向性を定める手助けをしてくださった。時間外でも駆けつけてくれて相談に乗ってくださった。
東大本番レベル模試
判定が少し厳しめですが、自分の現状を的確に分析する良質な材料を提供してくれます。
Yes
自宅から近く、自主性を重んじてくれて、自分の学校の直属の先輩が担任助手の方としてアドバイスをくれる環境にあったこと。
ほとんどが部活の友人で構成されたチームミーティングだったため、ここでの会話が勉強の息抜きだった。特に受験直前期はチームミーティングの時間が楽しみで仕方なかった。
僕は部活にあまり真面目に取り組まなかったので特にありません。
特別招待講習で東進の雰囲気を知り、この予備校にしようと決めました。
春休み、夏休み後半に全く勉強が手につかなくなりました。自分が抱えているモヤモヤとした気持ちの原因を一つづつ考え、消化していく作業をしました。この期間全く勉強できなかったことも、怠惰や弱さではなく自分には色々な理由で不可能だったと考え、自分を責める気持ちを消化しました。
志望校に合格した自分を想起するだけでは不十分です。努力するモチベーションを得るためには、現状の努力が確実に合格への階段を登っている意識をどの勉強をしていても持つことが大切です。僕は初めに模試ごとの目標点を定め、現状の自分を分析してやるべきことを書き出した計画書を見てこの意識を保っていました。
東大合格者の多い中高に入学し、漠然と小6から東大を意識していた。高一の冬に動画サイトで東大合格への軌跡を話す動画を見て、自分の志望校合格への思いに強く気づき、どうすれば合格できるか考え始めた。
自分自身と徹底的に向き合うこと。
僕はまだ具体的な志を見つけていません。見つけるために大学で色々なことに挑戦しようと思います。
高速マスター基礎力養成講座
単語帳等をこなすよりも手軽にできて、しっかり身につきました。
過去問演習講座
担任指導
担任助手の方が自分に寄り添って下さり、学習面でも精神面でもうまくいかない時は、現状を打破する手助けをしてくれました。
【 スタンダード世界史IX~XII(現代世界の成り立ち) 】
荒巻先生が構築する論理関係をインプット、アウトプットすることで世界史の大枠を理解できます。細かい知識を体系づける過程で非常に役立つ知識や因果関係を学べる講座です。