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腰を据えて学習を終えたあとには、物理の世界を一望する開けた視野を手に入れているはず
僕が東進に入ったのは、高3の8月です。それまでは自宅にて参考書を用いて勉強をしていましたが、1人での学習に限界を感じたため入学しました。結論から述べると、物理は苑田先生の『ハイレベル物理』を受講すると良いです。1つ注意があるとすれば、高校物理を一通り学んだ後でも、完全に理解するためには3周ほどかかるところでしょうか。しかし、腰を据えて学習を終えたあとには、物理の世界を一望する開けた視野を手に入れているはずです。
諸々の公式をただ使うのではなく、原理から理解することは物理の学習において重要なことだと思います。受講に加えて、過去問をひたすら解けば対策としては十分だと思います。様々な問題を解くうちに、すべての問題に共通する考え方が見えてくるはずです。
つづいて化学は、入試本番で9割取った勉強法をお伝えします。東工大の化学は小問15個を2時間で解く形で、記述がなく計算過程が評価されないことが特徴です。その分、正確な知識と確かな計算力が重要になってきます。
まずは教科書を隅々まで読むことから始めましょう。難しい知識はいりません。教科書に書いてあることを正しく記憶しましょう。あとは問題形式に慣れることが重要なので、東工大の過去問をひたすら解くとよいと思います。10月頃から始まる過去問対策演習の鎌田先生による『東工大対策化学』が非常に有用でした。
最後に得点戦略についてお話します。冒頭に述べた通り、数学は失敗してしまう可能性がある分、僕のような半端な数学力では得点が不安定になりがちです。しかし、英語や理科は実力通りの結果を出しやすいように思います。数学が得意な方も、諦めがちな英語も勉強するべきでしょうし、数学が得意でない受験生は、理科と英語で勝負する戦略でも十分受かる可能性はあります。
得意科目を作ることも重要ですが、不得意な科目を作らないことも同じくらい重要です。1つ失敗してもリカバリーが効くようにすることは、受験本番のメンタル管理に影響します。
どれだけ勉強しても本番に出る問題はほんの一部分にすぎません。しかし、勉強を積み重ねた過程は自信につながり、自分の実力すべてを本番で発揮できるかどうかに影響します。自分の実力を信じ、自分の勉強方法を信じて進んでください。たとえ失敗しても逆転合格できる可能性は十分にあります。みなさんの合格を心より願っています。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
決して自分の実力を否定することはなく、いつも自信になるような助言をしてくれた。
一緒に戦ってくれているような安心感があった。大学の話を聞くとより一層合格への思いを強く持つようになれた。
頻繁に自分の実力を確認することができてよかった。開催回数が多いのが非常に良い。
苑田先生の授業が受けたかった。自分のペースで自分一人で勉強を勧められること。
受験期は孤独になりやすいが、共に戦っている仲間がいるとわかると安心することができた。チームミーティングは毎回楽しく、いい気分転換になった。
最後まで全力でやり遂げることの意義が分かった。受験が迫る中、部活の活動も手を抜かずに取り組んだことで、全国大会で入賞するなど結果を残すことができた。これは受験で結果を残すことにもつながったと思う。
スランプになることはなかった。楽しい科目をやるとメンタルの維持につながると思います。
親孝行をしたいという思い。支えてくれた人への恩返しをしなければ、と思うと勉強する気になれる。
親からの助言で志望することにした。
修行
大学では多くの人を陰で支えられるような技術を研究したいと思う。身近なものも誰かの研究で作られていると気付いたとき、自分も作る側の人間になりたいと願うようになった。将来の道は定まっていないが、研究者ではなくても人の役に立てる職に就きたいと思う。
過去問演習講座
採点・添削が早く、解説授業も丁寧であったため、過去問の本を使って勉強するより過去問を有効に使えた。
志望校別単元ジャンル演習講座
傾向と対策がいかに重要であったかが分かった。成績が一番伸びたのは志望校別単元ジャンル演習講座を用いた学習だった。
実力講師陣
対面ではないが、超一流の授業を受講できた。非常にいい講師ばかりであった。
【 ハイレベル物理 力学 】
物理を好きになる一番の要因になった。いわゆる「神授業」とはこの授業のことだったと思っている。
【 ハイレベル物理 電磁気学 】
大学の内容を用いた説明は非常にわかりやすく、電磁気学の世界を掴むことができた。
【 東工大対策化学 】
これを完璧にすることで得点が3割ほど伸びた。