螟ァ蟄ヲ蜈・隧ヲ繧サ繝ウ繧ソ繝シ隧ヲ鬨楢ァ」遲秘溷ア2014
《リスニング》 設問別分析



【第1問】短い対話の内容に合う絵などを選ぶ問題
例年同様、絵や数値に関する問題を中心とする構成であった。絵については、ストラップの形状やカレンダーに記されたスケジュールを素材とする問題で、どちらも平易なレベルである。数値についての問題は、1つが到着時刻に関するもの、もう1つの方は金額に関するものであるが、どちらも簡単な計算を伴うところがポイントであった。

【第2問】短い対話に続く応答を選ぶ問題
会話の最後に続く応答を選ぶ問題で、例年同様の問題数だった。いずれも状況を考えなければならない設問であり、対話の大筋が聞き取れなかった人は誤った選択肢に引っかかったかもしれない。会話の決まり文句が決め手になる問題も一部あるが、ほとんどは何が話題の中心かをしっかりつかみ、全体的文脈をとらえることが不可欠である。また、明確な応答ではなく、自然につながるものを消去法で選ぶべきケースもあるので注意したい。

【第3問】A 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
     B 長めの対話の内容について、表にあてはまるものを選ぶ問題
Aはいずれも昨年同様、対話の具体的状況を把握できなければ正解できない問題であった。問14は比較的易しい問題だったが、問15は対話の後の状況を予想する問題で、正解するには消去法も必要となる難問である。問16はrightを「右」と間違えやすいところをついたトリッキーな問題。Bは表の空所に日本の県を埋める聴き取り問題で、例年に比べれば易しい。英文が読み上げられる前に表の順位を確認し、1回目でポイントを絞り込んで、2回目で必要な情報に焦点を当てて聞き取る、といった手順を踏めば全問正解できる。

【第4問】A 短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
     B 長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
Aは、問20がwhatの疑問文に答える問題、問21が4項目の順番を問う問題で、昨年と同じ形式であったが、問22は正誤問題からwhatの疑問文に答える問題に変わった。Bは、アメリカの祖父母が孫と同居することに関する文が読み上げられ、3つのwh疑問文に答えるという、昨年と同じ形式の聴き取り問題。いずれの設問においても、読み上げ文に出てくる語句が選択肢では別の表現に言い換えられており、語句を聞き取れたかどうかではなく、文章全体の内容を総合的に理解できたかどうかで差が出る問題であった。
大学入試センター試験解答速報2014
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