《数学II》 設問別分析
【第1問】三角関数、対数関数
[1] (指数・対数関数)
対数不等式の問題。底の値の範囲により場合分けして解く。場合分けの誘導がされているので、解き進めるのに難しくはないと思われる。
[2] (三角関数)
2変数の三角関数の最大値を考える問題。難度は高い。2変数の関係を把握するために単位円を活用しなければならず、計算で押し通そうとした受験生はほとんど解けなかったであろう。
【第2問】微分法・積分法
3次関数と2次関数のグラフの接線、および、方程式の解の個数、図形の面積と、微積分の分野から多岐にわたっての出題となった。計算の過程で高次の整式や複雑な数値が飛び交うことになるので、迅速で正確な計算力がものを言うことになる。
【第4問】方程式・式と証明
整式の決定と、方程式の解の問題。第3問同様、親切な誘導がついているので、時間配分さえ誤らなければ、こちらもスムーズに完答することが出来るだろう。