移植コーディネーター

医療に関する仕事

臓器移植が行われる際に、臓器提供者への意思確認や関連する病院などとの連絡・調整を行う仕事です。

日本国内の臓器移植では、提供される臓器の数が少ないため、多くの患者が臓器が提供される順番を待っています。臓器提供の候補者が現れると、病院から日本臓器移植ネットワークに連絡が入り、日本臓器移植ネットワークから病院の近くの移植コーディネーターへ連絡が届きます。

移植コーディネーターは病院に駆けつけ、臓器提供について家族に説明し、承諾するかどうか家族の意思を確認します。家族が承諾すれば、臓器の検査の手配・臓器の運搬・移植手術を行う病院との連絡などを速やかに行います。

臓器提供者とその家族に対する奉仕の精神と、臓器提供を受ける患者さんの生命に関わる責任の重い仕事です。

日本臓器移植ネットワーク所属の移植コーディネーターになるためには、医師・薬剤師・看護師・臨床検査技師・臨床工学士など医療従事者の資格を持っているか、4年制大学の卒業を条件に、採用試験に合格する必要があります。

POINT

  • 臓器移植が行われる際の調整役を担う
  • 日本臓器移植ネットワークの採用試験を受ける
  • 取得すると有利な資格・免許あり
この職業に近づく大学は?
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北海道大学

学科概要:6年制。6年間にわたり医学教養、基礎医学、臨床医学、臨床実習の4つのコースで医学を段階的に学んでいく6年一貫教育制を採用している。6年次の医師国家試験合格後は、臨床研修などを経て専門医、研究者、教育者、行政職などに就き、各分野で活躍する。

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帝京大学

6年制。繰り返し学習する積み上げ方式によって、集中的かつ多角的に知識を身につける。板橋キャンパス内の附属病院で先端医療に精通した専門医の指導のもと早期から臨床実習を行う。少人数のグループ学習も重視し、問題を主体的にとらえ解決する能力を養う。

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神戸大学

6年制。チーム医療の資質を会得し、患者の心を理解できるコミュニケーション能力を培う。専門的な知識と技術を習得するだけでなく、科学者としての探究心や創造性を兼ね備えた人材を育成する。国際性を養うための英語教育カリキュラムも用意されている。

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岡山大学

6年制。150年の歴史を持つ学部である。科学的思考と高度な知識・技術を兼ね備えた社会的信頼を得られる医師や研究者を育成。3年次末からシミュレーション教育などの臨床講義が始まり、4年次末からは診療チームの一員として72週間の臨床実習に取り組む。

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