特許技術者

法律に関する仕事

弁理士の監督のもとで特許の出願書類を作成する仕事です。弁理士と共に、特許を出願しようとしている人から発明の特長や他との違いを聞きます。発明のどこに新しさやオリジナリティがあるのかを把握し、文書にしていきます。特許技術者の出願書類の書き方によって特許権の及ぶ範囲が変わることもあるため、責任重大な仕事です。

出願書類の作成では、発明の内容と意義に加え、既存の発明内容との比較検証も必要ですから、特許技術者には理工系の専門知識と最新知識・特許に関する幅広い知識が求められます。また、国際特許出願用の書類はおもに英語で作成する必要があるため、英語力も欠かせません。

特許技術者になるためには、まずは大学の理工系の学部で専門性を深めましょう。卒業したら、特許事務所や弁理士事務所の採用試験を受けます。企業の知的財産部門でも特許技術者を採用しています。

特許技術者として実務経験を積み、弁理士を目指す人もたくさんいます。

POINT

  • 特許の出願書類を作成する
  • 英語での書類作成能力も不可欠
  • 大学の理工系の学部に進学する
この職業に近づく大学は?
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京都大学 工学部 地球工学科

3年次より土木工学、資源工学、環境工学、国際の4つのコースに分属。地球工学の基本原理や科学技術を総合的に理解できる基礎を築き、4年次には卒業研究に取り組む。国際コースでは土木工学コースに準拠したカリキュラムのもと、すべての講義が英語で行われる。

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慶應義塾大学 理工学部 機械工学科

学門A・Dから進級できる。ナノ・マイクロテクノロジー、宇宙・地球環境科学、ライフメカニクスの3つの分野を柱に教育を行う。2年次には国内外で実施される工場見学が必修である。3・4年次は選択科目が大半を占め、将来や進路に合わせて自由に履修する。

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明治大学 理工学部 電気電子生命学科

電気電子工学と生命理工学の2つの専攻を設置。環境・エネルギー、新素材・デバイス・ナノテクノロジー、通信ネットワーク、情報制御システムの4つの分野を研究対象とする。生命科学などの領域も学ぶことで、多様化が進む社会に対応できる技術者を育成する。

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日本大学 工学部 機械工学科

あらゆる産業の基盤となる機械工学の素養を持った技術者を育成する。力学や制御を対象にするシステムダイナミクス系、熱や流れを学ぶエネルギーシステム系、機械の設計や加工を修得するシステムインテグレーション系の3つから進路に合わせて履修モデルを選択。

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