治験コーディネーター

医療に関する仕事

治験とは、開発中の薬の有効性や副作用の可能性について、薬を人体に投与することで確認する試験のことです。

治験コーディネーターは、治験を担当する医師と治験に参加する患者の間に立って、説明や進行管理を行います。まず、治験を受ける患者(被験者)に、治験の内容・薬の作用・副作用の可能性などについて説明します。被験者から質問があれば、被験者が納得するまで説明します。そして、被験者が内容をすべて理解したうえで、治験参加の同意書にサインをもらいます。

治験が始まると、スケジュールの管理・被験者の体調の記録・医師への報告、製薬会社への報告書の作成などを担当します。

治験コーディネーターとして働くための必須の資格はありませんが、求人の多くは看護師や薬剤師・臨床検査技師・医薬情報担当者(MR)などの実務経験を条件にしています。したがって、治験コーディネーターになるためには、まずはそうした職種で医療現場の実務経験を積むとよいでしょう。

POINT

  • 開発中の薬の効果を確認する仕事
  • 看護師や薬剤師・臨床検査技師・医薬情報担当者(MR)などの実務経験を条件とする求人が多い
この職業に近づく大学は?
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北海道大学 薬学部 薬科学科

4年制。生命科学や創薬科学の分野で国際的に活躍できる研究者や技術者を育成する。薬学に必須となる生物化学、天然物化学、有機合成化学、医薬化学、物理化学などの基礎科学を学び、薬物の働きに関する理解を深める。研究室配属後は最先端の研究に取り組む。

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順天堂大学 医療科学部 臨床検査学科

医学部附属病院と連携して、医学・医療の基本的素養を基に高度な専門知識を身につけるとともに、確かな技術を修得し高い実践力を備えた臨床検査技師及び臨床工学技士を養成する。

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昭和大学 薬学部 薬学科

6年制。低学年次には生物、化学、物理を中心に基礎薬学を学び、生命の成り立ちを理解する。4年次後半から附属病院と薬局で計28週間の参加型実務実習が行われ、6年次には研究室での薬学研究や病院での臨床実習を通じ問題発見・解決能力を身につける。

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東京理科大学 薬学部 薬学科

6年制。薬学全般にわたる幅広い知識と技能を備え、問題解決能力、高度化する医療に適切に対応できる研究心、豊かなヒューマニティを併せ持った薬剤師の育成に努めている。徹底した基礎教育、薬学専門教育を行うとともに、充実した施設と医療機関との連携による実践的薬剤師職能教育を行う。

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