検察事務官

法律に関する仕事

検察官を補佐する仕事です。その内容は、捜査・公判部門、検務部門、事務局部門の3つに分けられます。

捜査・公判部門の検察事務官は、検察官の片腕として捜査にあたったり、被疑者の取り調べや公判手続をサポートしたりします。

検務部門の検察事務官は、警察などの捜査機関から送られてきた事件の捜査が法律で定められた手続に従ってなされたかを調べて受理手続をします。また、事件に関わる証拠品の保管・処分、裁判記録の保管・管理なども担当します。

事務局部門では、検察庁の職員の給与管理など、検察庁全体の運営に必要な事務を行います。

検察事務官になるためには、国家公務員試験に合格し、各検察庁の面接を受ける必要があります。検察事務官には検察官への道も開かれており、事務官として3年間の経験を積んで試験に合格すると副検事に、さらに副検事として3年以上の経験を積んで試験(検察官特別考試)に合格すると特任検事と呼ばれる検事に昇格できます。

POINT

  • 検察官の補佐として捜査・取り調べなどに関わる
  • 国家公務員試験に合格する
  • 事務官から検事へ昇格する道もある
この職業に近づく大学は?
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日本大学 法学部 法律学科

専門的かつ応用的に法律を学び、社会の様々な問題を解決できるリーガルマインドを持った人材を育成する。弁護士や裁判官、検察官など法律専門職を目指す学生や難易度の高い試験合格を支援する法曹コース、法律の各分野を幅広く学ぶ総合法コースの2つを設置。

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中央大学 法学部 法律学科

2年次より法曹、公共法務、企業の3つのコースに分かれる。法律に加え、歴史や哲学などの幅広い教養教育も重視する。法曹コースには「一貫教育コース」が設置され、成績優秀者は3年間で学部を卒業し、法科大学院(ロースクール)の既習者コースに進学できる。

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立正大学 法学部 法律学科

法学の知識や論理を入門講義、専門講義、応用演習と段階的に学び、法知識を実社会で役立てられる人材を育成する。ビジネスシーンでの実務的な法を学ぶ企業法コース、地域社会や行政に関わる法を学ぶ公共政策コース、教養としての法を学ぶ現代社会コースがある。

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