麻薬探知犬ハンドラー

動物に関する仕事

千葉県にある麻薬探知犬訓練センターで、麻薬探知犬を訓練する仕事です。麻薬探知犬とは、空港や港・国際郵便局で、隠された麻薬類をにおいで嗅ぎ当てる犬のことです。麻薬の入った貨物やバッグを嗅ぎ当て、職員に知らせることにより、麻薬の密輸入の防止に貢献しています。

訓練センターではまず、タオルを筒状に巻いたものに麻薬のにおいをつけて隠し、犬がタオルを見つけると褒めて遊ぶといった訓練を繰り返します。そうした基礎的な訓練の次には、においによって麻薬の種類を嗅ぎ分けるなどの高度なトレーニングを施します。訓練の他にも、エサやトイレの世話・シャンプー・健康管理を行い、麻薬探知犬が万全の状態で任務を遂行できるように育成します。

麻薬探知犬ハンドラーの仕事は、税関職員が担当していますから、麻薬探知犬ハンドラーになるためには、まず国家公務員試験に合格し、各地の税関で採用されて税関職員になる必要があります。その後、麻薬探知犬ハンドラーを希望し、任命されて初めてこの仕事ができます。

POINT

  • 麻薬探知犬を訓練・育成する仕事
  • 国家公務員試験に合格し、税関職員に採用されることが前提となる

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