国土地理院職員

自然に関する仕事

国土交通省の付属機関である国土地理院で、土地の測量や地図の作成などを行う仕事です。

測量では、人工衛星を利用したGPSと呼ばれる技術で全国に基準点を設置して観測を行い、地殻変動を記録します。測量に関わる職員は、島や山を含む全国各地のGPS受信機の設置・管理・GPSデータの解析などを行います。

一方、地図作成に関わる職員は、測量データをもとに国土の最新地図や空中写真などを作成します。

その他にも、道路・鉄道・公共施設・地名などの地理情報の調査及び管理、地震・地すべり・噴火などの発生予測と災害情報の収集、災害復興のための緊急測量、海水面の昇降の観測など、測量と地図作成に関わる幅広い業務を行っています。

国土地理院の職員は国家公務員ですから、国土地理院の職員になるためには、国家公務員採用試験に合格し、国土地理院に配属される必要があります。大学の工学部や理学部で測量や地理を専攻しておくと有利です。

POINT

  • 土地の測量や地図の作成などを行う
  • 国家公務員採用試験に合格する
  • 大学で測量や地理を専攻すると有利
この職業に近づく大学は?
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東京大学 理学部 物理学科

卓越した物理学者として活躍する教授陣のもと、物理学の幅広い分野をカバーした教育が行われている。量子力学、統計力学、電磁気学、相対論など物理学の基礎となる講義に加え充実した実験カリキュラムのもとで、理論、演習、実験をバランス良く学んでいく。

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九州大学 農学部 地球森林科学コース

森林機能制御学、森林機能開発学、生物材料機能学の3つの分野を設置。地球規模の視野から森林資源について理解を深め、資源問題への理知的な対処方法を探る。研究分野は国土の保全や木質資源の創出など幅広い。北海道、宮崎県、福岡県に広大な演習林を持つ。

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