火山学者

自然に関する仕事

火山の噴火を予知するため、火山の発生プロセスなどを研究する仕事です。

火山学の中には、火山地形学・火山地質学・火山岩石学・火山化学・火山物理学など様々な専門分野があります。各分野の学者は、地形・地質・岩石など自分の専門を手がかりに、火山について研究します。

例えば、火山岩石学を専門とする学者は、火成岩などの火山活動で生まれた岩石を採集・分析することにより、火山の原因となったマグマの発生の年代や噴火の規模・火山活動のプロセスなどを解明します。火山学では、エックス線による分析やコンピュータによるシミュレーションなどの幅広い手法を用いるため、新しい科学技術の知識が求められます。また、活動中の火山でのフィールドワークは危険を伴います。

火山学者になるためには、理学部や理工学部などに火山学関連の研究室がある大学に進学し、火山学を専門的に学びます。自分の専門分野を絞り、大学院に進み、修士号と博士号を取得後、大学や研究機関に就職します。

POINT

  • 火山の発生プロセスなどを研究する
  • 火山学関連の研究室がある大学に進学する
  • 修士号・博士号を取得し、大学や研究機関で働く
この職業に近づく大学は?
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東京工業大学・理学院・地球惑星科学科

私たち人類にとってかけがえのない生活の場である地球。地球惑星科学系(「地惑」)は、地球はどのようにして生まれたのか、これから地球はどうなっていくのか等の問いに対して、地球深部から、大陸、海洋、大気、さらに惑星、宇宙、生命を領域として、あらゆる科学的手段を用いて答えを求めてゆく学問です。地球・惑星・宇宙・生命の諸現象を理解するために必要な基本的学力を身に付け、地球の未来とそれに関わる人類の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。地球惑星科学がカバーする学問分野は多岐に亘り、相互に関連し合っているため、幅広い視野を持って学ぶことが可能です。

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熊本大学理学部・理学部・理学科

3年次以降に5つのコースに分属。数学コースでは数学的思考を培う。物理学コースでは様々な視点から自然を解明する。化学コースでは分子レベルでの物質の扱い方を学ぶ。地球環境科学コースでは環境問題への知見を得る。生物学コースでは生命の多様性を学ぶ。

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