地震学者

自然に関する仕事

地震発生の仕組み・地震予知の技術・地震が起きた際の被害予測や防災対策などを研究する仕事です。地震学の研究は、おもに大学や政府機関が主導しているため、地震学者は大学や政府機関に所属して研究を行っています。

地震学の中には、地震発生のより正確な予測を目指す地震予知・地震発生のメカニズムを解明する地震物理・地震を引き起こす地殻変動とプレート運動などの研究分野があります。地震学者は、それぞれの専門分野で研究を深め、その成果を学会や論文で発表し、他分野の研究者と協力しながら、地震による被害を最小限にくい止めるための対策を練っています。近年では、過去の地震被害を研究する歴史学や地震に強い街づくりを考える都市工学・地震発生時の法律運用を考える法学など、他学問分野との連携も進んでいます。

地震学者になるためには、理学部や理工学部などに地震学関連の研究室がある大学に進学し、地震学を専門的に学びます。その後、自分の専門分野を絞り、大学院に進んで修士号と博士号を取得したあと、大学や政府の研究機関で働きます。

POINT

  • 地震予知・地震の被害予測や防災対策などを研究
  • 地震学関連の研究室がある大学に進学する
  • 修士号・博士号を取得し、大学や研究機関で働く
この職業に近づく大学は?
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東京都市大学 理工学部 自然科学科 

2020年度改組開設。自然科学の幅広い知識を修得し、持続可能な社会と福祉の実現に寄与する人材を育成する。自然科学の基礎と情報処理や科学技術史を学び、本格的なフィールドワークを行う。自然コースと数理コースを選択することができる。

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