海洋学者

自然に関する仕事

海の自然現象や物質・生物・海底の地質など、海を対象に研究する仕事です。海洋学は、研究対象によって次の5つの分野に大別されます。

海洋物理学では、黒潮や親潮の流れなど海洋の物理的な状態や運動を研究します。海洋化学では、海洋に存在する物質と生物の量・形態・性質・相互作用などのデータを用いて海水の起源や成長過程を研究します。海洋生物学では、海洋に存在するプランクトンやバクテリアの生態を研究します。中でも魚など人間の食料となる生物を研究する場合は水産海洋学と呼ばれます。

海洋地質学は、海底の地質を研究する地質学の一分野で、生物学や地球物理学と関連の深い分野です。研究分野によっては、海洋学者は頻繁に船で海へ出て、1年の大半を船上で過ごさなければなりません。

海洋学者になるためには、これらのような研究室がある海洋大学や海洋学部に進学し、専門的に学ぶ必要があります。自分の専門分野を絞って大学院に進み、修士号と博士号を取得後は、大学や研究機関で働きます。

POINT

  • 海の自然現象・物質・生物などを研究する
  • 海洋学の研究室がある大学に進学する
  • 修士号・博士号を取得し、大学や研究機関で働く
この職業に近づく大学は?
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東海大学 海洋学部 海洋理工学科

2022年度改組新設。海洋気象学などの科学や海洋資源・エネルギー、海洋探査技術を学ぶ機械工学を実践的に学ぶ海洋理工学(定員130名)と、船の管理から運航までを学ぶ航海学(定員20名)の2つの専攻からなる。海洋理工学専攻には、海洋科学、海洋資源開発、海洋機械工学の3つのコースが設けられている。

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神戸大学 海洋政策科学部 海洋政策科学科

国際海洋社会を牽引できる 海のエキスパートを育成する

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帝京大学 理工学部 バイオサイエンス学科

生物学や化学といった基礎科目を土台にバイオサイエンスを学び、社会のニーズに応える能力をはぐくむ。バイオサイエンスに関する実験と先端技術の教育研究を重視し、実学を通して高い専門性を身につける。

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