環境保全エンジニア
自然に関する仕事
環境保全や公害防止に貢献する技術・機器を開発する仕事です。環境汚染や、工場で稼働する機器による公害やエネルギー消費が問題となっている現在、環境保全に役立つ技術の開発が企業の使命になると同時に、環境にやさしい技術を開発することが、企業の優位性にもなりつつあります。
環境保全エンジニアが開発する対象は、廃棄物の処理装置やリサイクル装置・汚染度の測定装置・浄水技術・省エネ技術など多岐にわたります。廃棄物処理技術のような直接的に環境保全に関わる技術だけでなく、電力消費量が莫大な工場機械を省エネ化する技術なども求められています。環境保全エンジニアは、こうした技術の考案・機器の設計・製作・メンテナンスなどを行います。
環境保全エンジニアになるためには、大学の工学部や理工学部などで環境保全技術を学ぶ必要があります。廃棄物処理やエネルギー関連ではバイオテクノロジーを学ぶのもよいでしょう。大学院で修士号を取得すると有利です。卒業後は、環境機器メーカーに技術者として就職します。

POINT
- 環境保全に貢献する技術や装置を開発する
- 近年は環境保全分野へのニーズが高まっている
- 大学で工学や生物工学を専攻する

立教大学 理学部 物理学科
物質の反応や機能の化学的原因を探究する。1年次秋学期に実験の授業が始まり、2年次以降は専門分野を学び、高難度の実験に取り組む。3年次より研究室に所属し、4年次には最先端分野の研究に触れながら卒業研究を進める。約4割の学生が大学院へ進学する。

法政大学 生命科学部 環境応用化学科
環境問題の化学的手法による解決を目指すグリーンケミストリ、機能性物質の研究や開発を行う物質創製化学、化学工学的プロセス設計などを学ぶ環境化学工学の3つのコースを設置。グリーンケミストリ教育を推進し環境保全に貢献する技術者と研究者を育成する。

芝浦工業大学 システム理工学部 生命科学科
2つのコースを設置。生命科学コースでは老化や環境汚染など、現代の生命科学の諸問題を扱う。生命医工学コースでは機械工学を基礎に、人工臓器や福祉ロボットなどの生活支援システムを開発する。インターンシップやグローバル研修に参加することもできる。

中央大学 理工学部 人間総合理工学科
社会が抱える様々な問題に対し、複眼的思考で柔軟に対応する新時代の理工学に取り組む。地域や都市の総合的環境の創出、持続可能な人間社会のための資源循環や再生可能エネルギー技術、健康科学の技術や理論などを分野横断的に学び、総合力と実践力を養う。
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