和菓子職人

食に関する仕事

伝統の一品から新しい創作品まで、日本の四季を表したお菓子を作る仕事です。餡づくり・練り(羊よう羹かんなど)・焼き菓子などの様々な手法を習得し、美しいお菓子づくりに精魂を込めます。

和菓子店やメーカーで働くためには、専門学校の製菓コースで学んで就職するのが一般的です。製造を機械化しているところもありますが、1つひとつ手作業で作られる和菓子には手の感覚が大切です。例えば大福であれば、餡と餅をバランスよく丸めたうえで、何十個もの製品を手早く同じ大きさに仕上げなければなりません。一人前の職人になるためには、実際に働き始めてからの積み重ねが何よりも大切です。

また、和菓子づくりに携わるのであれば、茶道の知識を身につけておくのもよいでしょう。上生菓子(餡を使った上等なお菓子)・干ひ菓が子し(水分の少ないお菓子)はお茶席になくてはならないもので、四季折々の風物と行事を表現することが求められます。日本文化の「粋」を集めた茶道を学ぶことでセンスが磨かれ、商品開発にも役立ちます。

POINT

  • 製菓専門学校で学び、和菓子店やメーカーに勤める
  • 手の感覚を磨くことが大切
  • 茶道の知識を身につけておくと役立つ

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