農産物検査員

食に関する仕事
消費者が米・麦・大豆などを購入するときに判断の基準となる、銘柄や品位などの項目について検査する仕事です。
検査項目は「品位」「銘柄」「種類」などです。例えば、米では品位は1等級・2等級・3等級・規格外に分けられます。また、米の中でもうるち米・もち米・醸造用の米(酒米など)のそれぞれに等級を決める基準が定められており、粒のそろい方・水分含有量・不良米の含有率などによって等級が決まります。銘柄とは「コシヒカリ」「ササニシキ」「ひとめぼれ」など、米などの品種につけられた名前のことです。
政府買入米は、この検査を受けなければなりません。購入者にとっては購入するか否かの判断の目安となり、生産者にとっては買入価格の決定に直結するため、正確な判断が求められます。
農産物検査員になるためには、農協または米穀の売買取引に関わる会社(米屋など)に所属して、農産物検査における1年以上の実務経験があること、及び都道府県で行われる研修を受講し筆記と実技の試験に合格することが必要とされます。

POINT
- 穀類の検査を行い、食の安全を担う
- 農協または穀類取引に関わる企業で実務経験を積み、試験に合格する

日本大学 生物資源科学部 アグリサイエンス学科
生命科学の様々な理論を学び、キャンパス内のフィールドでは作物生産や動物飼育などの技術を修得。理論→実践→検証の相互循環型学習から、価値の高い植物・動物性食資源を生産し、安定的に供給するしくみの構築や、多様化する消費者ニーズに対応する能力をはぐくむ。

東京農業大学 農学部 農学科
植物生産の技術開発からバイオテクノロジーを活用した苗づくり、最新の流通システムまでを研究し、持続可能な次世代型の農業の創造に貢献できる人材を育成する。栽培技術や農作物の特性を学ぶための演習や実験が多く、実学的な知識を身につけることができる。

神戸大学 農学部 食料環境システム学科
水・土地資源の利用と保全、作物の栽培から流通までを学ぶ生産環境工学、食料、農業・農村、環境の諸問題を扱う食料環境経済学の2つのコースを設置。環境と両立する食料生産システムの構築や食料問題、環境問題の解決に有効な社会経済システムの構築を目指す。

明治大学 農学部 農学科
高度文明社会と自然の調和を目指し、食料と環境の観点から国内外で活躍できる人材を育成する。人類の持続的発展、農学に関する諸問題の解決に貢献するため、幅広い分野を系統的に学んでいく。3年次から食糧生産・環境と総合農学の2つのコースに分かれる。
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