漁師、漁業者
食に関する仕事
魚介類を捕る、または育てる仕事です。漁業には沿岸漁業や遠洋漁業などがありますが、日本の漁師はそのほとんどが小規模の沿岸漁業に従事しています。小さな漁船を所有し、家族経営のところも多いです。場所によって捕る魚種も漁の方法も異なりますが、漁師の1日はおおむね次のようなものです。早朝に出漁して操業し、帰港して水揚げを出荷したのち、船や道具の点検・修理をして翌日の準備をします。
漁師になるためには、水産系の学校を卒業して水産会社に就職する(この場合は沿岸漁業に限りません)か、漁師を募集している網元などのもとで技術を習得する必要があります。近年、漁師の高齢化と跡継ぎ不足が深刻になっており、未経験の人向けに漁師養成施設を設けている地域もあります。
独立するためには漁協の組合員になり、地域で漁業を営むための権利「漁業権」を得なければなりません。漁船や機械など備品の購入費や、保険加入費などまとまった資金も必要でしょう。なお、沿岸漁業での漁船操縦には、一級小型船舶操縦士・第二級海上特殊無線技士などの資格が必要です。

POINT
- 水産会社に就職するか、網元のもとで修業する
- 未経験者向けの漁師養成施設がある場合も
- 独立するためには漁協の組合員になって漁業権を得る

東海大学 海洋学部 水産学科
水生生物の増養殖や利活用、保全技術など、海洋生物を産業に応用するための知識と技術を学ぶ。1年次に海についての基礎知識と自然科学、2年次に水生生物と水産学についての基礎知識を学び、3年次に生物生産学と食品科学のいずれかのコースにわかれる。

日本大学 生物資源科学部 海洋生物学科
地球の7割を占める海に棲息する海洋生物の、多様性維持と生物資源としての効率的な生産や利用は、海洋環境保全と持続的発展には不可欠な分野である。本学科では人々の豊かな暮らしと海洋環境の調和を創造できる人材の育成を目指す。

長崎大学 水産学部 水産学科
海洋環境の変化、希少生物や生態系の保護、有用な資源の利用及び管理など現代社会で関心を集める問題について教育と研究を行う。2年次からは海洋生産管理学、海洋生物科学、海洋応用生物化学、海洋環境科学の4つのコースに分かれ、専門的な学習を深める。
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