航空整備士、航空運航整備士、航空工場整備士

乗り物に関する仕事

航空機の機体の整備や修理を行う仕事です。航空機の安全な航行には点検と整備が欠かせないため、何百万という部品から造られている航空機の機体を点検し、各部の精度と性能を確認します。多数の人命に関わるため、慎重かつ正確な作業が求められます。航空整備士としての職場には、航空機整備を専門とする会社の他に、自衛隊・警察・消防・飛行機やヘリコプターを持つ企業(テレビ局・新聞社・測量会社など)の格納庫などがあります。

航空整備士は国家資格の1つです。進路としては、高校卒業後、航空専門学校や大学の理工系学部に進学し、航空機整備会社などに就職する道が一般的です。既定の実務経験を積むと、国家試験を受験することができます。一等航空整備士は大型機の整備と検査を、二等航空整備士はヘリコプターなどの小型機の整備と検査を行うことができる資格です。

なお、関連資格として、飛行機の保守と軽微な修理を行う航空運航整備士(一等・二等)や、部品の整備を行う航空工場整備士があります。

POINT

  • 航空機整備の実務を積み、資格を取得する
  • 一等航空整備士は大型機、二等航空整備士は小型機を中心とした整備・検査を行う
この職業に近づく大学は?
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法政大学 理工学部 機械工学科

2つの専修を設置。機械工学専修ではヒューマンロボティクス、マテリアルプロセッシング、環境・エネルギー、航空宇宙、材料物性・強度など6つのコースがある。航空操縦学専修では航空機の操縦や機械工学の知識を習得し、パイロットやエンジニアを育成する。

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龍谷大学 先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程

機械力学、機構学、流体力学、熱力学、制御工学など機械工学・ロボティクスの幅広い知識や技術を身につけ、それを実際に応用できる能力を養う。講義だけでなく、CADによる設計やデジタル加工などの授業を行うことで、実践的なものづくりを学ぶ。

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帝京大学 理工学部 航空宇宙工学科

数学、物理、化学、情報リテラシー、語学などの基礎科目を徹底的に学習し、理工学の基礎学力を強化する。航空宇宙工学、ヘリパイロットの2つのコースを設置している。両コースとも実機を用いた実習を行うなど実践的なカリキュラムが組まれている。

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立命館大学 理工学部 機械システム系機械工学科

材料、設計・生産、制御・システム、環境・エネルギー、ナノテクノロジーなどを軸に、幅広い知識を身につける。材料系、熱・流体系、システム・制御系、生産・加工系などの科目を系統的に学び、機械工学やその学際領域の専門知識と実践的なスキルを習得する。

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