宮大工

インテリア、建築に関する仕事

大工の中でも神社仏閣の修繕を手がけるのが宮大工と呼ばれる職業です。歴史的価値のある建造物の修繕を長期間にわたって行います。釘を使わずに建造物を建てる昔ながらの技法や、時代ごとに異なる装飾などの伝統的な手仕事の技術、歴史的背景を理解する文化財の知識が求められます。

熟練した技能を持つ宮大工の中には、唯一無二の存在として人間国宝に認定されている宮大工もいます。歴史的遺産として、時代を超えて自分の作品が受け継がれる、伝統に裏打ちされたやりがいのある仕事です。

宮大工になるためには、神社仏閣の修繕を手がける専門の工務店に就職するのが一般的です。大工として基礎技術を身につけてから宮大工の道を志す人もいます。

現場の掃除や道具の手入れなどから見習い修業が始まり、先輩の仕事を体で覚えながら試行錯誤を繰り返す中で宮大工としてのスキルアップを図ります。技能の習得は昔ながらの手作業なので時間がかかります。根気よく仕事に打ち込める人がこの仕事に向いているといえるでしょう。

POINT

  • 神社仏閣の修繕を行う
  • 自分の仕事が時代を超えて受け継がれる
  • 神社仏閣の修繕を行う工務店への就職が一般的
この職業に近づく大学は?
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日本大学 理工学部 建築学科

1・2年次は設計や法規、設備、材料など建築について様々な視点から学び、立体空間の表現法や設計製図法、構造力学など工学技術の基礎を修得する。4年次の「建築学の実践」では、各専門分野を横断したカリキュラムで建築学を総合的かつ実践的に学ぶ。

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法政大学 デザイン工学部 建築学科

技術と芸術的素養をあわせ持つ「アーキテクトマインド」を到達目標に掲げ、総合的なデザイン力を備えた人材を育成する。設計製図の基本から建築デザイン、空間や機能、環境、設備のデザイン、工法、表現力に至るまで、スタジオ実習で実践的に学んでいく。

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