左官

インテリア、建築に関する仕事

「こて」と呼ばれる塗料を平らに塗る道具を駆使して、建築物の壁や床などをきれいに仕上げる仕事です。かつては、昔ながらの土ど 塀べいに使われる素材や漆しっ喰くいなどを扱うことが多かったのですが、近年ではコンクリートやコンクリートと砂を混ぜたモルタルなどの建材をきれいに塗り上げる仕事が多くなっています。左官の仕事は機械化することが難しく、大きな建造物でも左官が手仕事で仕上げを行います。一人前の仕事ができるようになるためには4年以上の修業が必要といわれています。なり手が少なくなってしまった一方で、多くの人材が求められている職業です。

左官になるためには、親方に弟子入りして修業を積むのが一般的ですが、職業訓練校で基礎的な技術を身につけることもできます。また、国家資格として「左官技能士」があります。

野外での仕事が中心で、重いセメントを運ぶ肉体労働や、素材の乾き具合などにより仕事が深夜に及ぶ長時間労働もあります。体力に自信がある人が向いているでしょう。また、建造物にマッチした塗りができる美的なセンスも必要です。

POINT

  • 建造物の壁や床をきれいに仕上げる
  • 親方に弟子入りして修業を積むのが一般的
  • 取得すると有利な資格・免許あり

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