造船技術者

乗り物に関する仕事

漁船やタンカーなどそれぞれの用途に合った船を設計し、製造する仕事です。船体の設計から素材測量・切断・部品ごとの組み立て、塗装など、その業務内容は多岐にわたります。

造船の現場では、様々な部門が関わって業務を進めていきます。構造計算や図面を引く理数的な技能を使う部門から、実際の船体の組み立てを行う現場作業の部門まで、各部門が緊密に連携をとりながら造船という一大プロジェクトに携わっています。自分が進みたい方向性を見定めて、必要とされる能力を伸ばす努力が大切です。また、チームプレーの中で求められる協調性も必要な資質といえるでしょう。

造船技術者になるためには、工業系の大学に進学して造船会社に就職する道もありますが、造船科のある高校や海洋システム工学・船舶工学科などがある専門学校や大学で造船の知識を積み、造船会社に就職する道もあります。

造船会社に入社すると、造船関連会社の新入社員を対象とした研修所でベテラン技術者から3カ月の研修を受け、溶接やクレーンなど業務上欠かせない技術を学びます。

POINT

  • 造船に関わる様々な業務に携わる
  • 海洋工学などが学べる専門学校や大学で学ぶと有利
  • 造船会社に就職し、研修を通じて技能を習得する

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