プラント技術者

機械・電気・化学に関する仕事

石油精製施設や工業製品の生産施設・発電施設・通信施設など工場の設備一式を運転し、保守する仕事です。工場における業務を部分的に担当するというよりも、施設全体を見渡す仕事であり、そのためには幅広い工業的な知識が必要とされます。電力など大規模なインフラのプラント管理にも携わりますので、技術者としての使命感と責任が問われる仕事です。

プラント技術者になるためには、理工系の大学で化学や電気に関する知識を習得し、建設会社・エネルギー関連会社・石油化学メーカー・産業機械メーカーに就職するのが一般的です。幅広い知識が必要なため、工業系の大学院を修了して就職するケースが多いです。経験を積み、技術士という資格の化学部門やアメリカの資格であるプロフェッショナルエンジニアの取得を目指します。

また、近年は海外でのプラント建設なども多いため、英語などの語学力が必要です。プラントは各部門が正常に稼働し、円滑に連動しなくてはいけません。高校生のうちから筋道を立てて物事を考える力を磨いていきましょう。

POINT

  • 工場の設備全体を運転し、保守する
  • 工業系の知識と共に、語学力も必要
  • 筋道を立てて考える能力が求められる
この職業に近づく大学は?
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東京電機大学 工学部 機械工学科

基礎となる材料・機械・流体・熱の4つの科目と数学や物理の学習を重視し、技術革新の目覚ましい現代において新分野を開拓していける技術者を育成する。卒業研究では問題を発見し、情報を収集するという実社会で求められる力を養う。夜間主も設置(定員は60名)。

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日本大学 生産工学部 環境安全工学科

環境と科学技術のより良い関係を作る専門家を育成する。事故を未然に防ぐために必要な知識や技術を修得し、成果を世界に発信する力を養う環境安全コース、自然と調和する持続可能な新しいエネルギーを研究する環境エネルギーコースの2つが設置されている。

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神奈川大学 工学部 機械工学科

機械技術と人間、社会、環境の調和を目標としたものづくりができる技術者を育成する。機械工学で重要な材料、加工、流体、熱、振動、制御、設計の知識を基礎から応用まで段階的に学ぶ。ロボット開発、繊維強化プラスチックの研究など、多彩な研究室を設置。

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