化粧品開発技術者

美容に関する仕事

化粧品メーカーの研究所で化粧品を開発する仕事です。女性に喜ばれる高品質なヒット商品を生み出すことも重要ですが、工場で製品として生産しやすいような成分構成の考案(レシピづくり)も業務の1つです。

化粧水部門など、化粧品の種類によって開発チームを組んで研究を進めていくため、協調性が求められます。

成分の0・01%の違いだけでも化粧品の品質は全く異なるものになります。成分に微妙な違いを施したサンプルを製造し、テストを繰り返しながら納得のいく製品に仕上げていきます。細かい作業が苦にならず、少しずつ研究を積み重ねられる人が向いているでしょう。また、微量の成分の違いが品質に影響してしまう研究です。環境を清潔に保てる衛生管理能力は欠かせません。

女性の研究者が多い職業ですが、実は男性も多く活躍しています。化粧品開発技術者になるためには、大学や短大の薬学部などを卒業して化粧品メーカーに就職するのが一般的です。

POINT

  • チームで研究するため協調性が求められる
  • 衛生管理能力が欠かせない
  • 男性の研究員も数多く活躍している
この職業に近づく大学は?
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東京電機大学 理工学部 生命理工学科

従来の枠組みである理学・工学・医学を越えた新しいアプローチを試みる。2年次に分子生命科学と環境生命工学の2つのコースに分かれ、幅広い知識から実践的なスキルまでを身につける。基礎を重視しつつ高度な専門教育を展開する。

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明治大学 農学部 生命科学科

生命の仕組みを分子レベルや遺伝子レベルから解明し、食糧問題や環境問題などの諸問題の解決を目指す。基礎から専門分野まで体系的に学び、授業と実験を組み合わせて行うカリキュラムを組んでいる。生命科学の素養と幅広い視野、総合的な判断力を養う。

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東京農業大学 生物産業学部 食香粧化学科

素材の原料特性や機能性、生化学的特性、品質管理のための微生物学といった幅広い学習と研究を行い、天然の素材や農水畜産物の食品や化粧品としての可能性を探る。正規の授業の他、ビールやワイン、化粧品など様々なものづくりに参加する特別プログラムもある

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