タイムキーパー、計時員

放送に関する仕事

テレビやラジオの番組制作において、時間の進行を管理する仕事です。「TK」とも呼ばれ、女性が多いマスコミの職業の1つです。

番組のコーナーからCMに入る時間、番組の残り時間をスタッフに知らせます。秒単位の細かい管理が必要なので、ストップウォッチを片手に業務をします。時間ごとに番組のコーナーやCM時間が書き込まれた番組進行表(キューシート)の作成もタイムキーパーの仕事です。番組を滞りなく、時間通りに制作するうえで、タイムキーパーは貴重な存在となります。

例えば、生放送番組では進行上、コーナーが長くなったり、短くなったりすることがあります。タイムキーパーは、このような場面でどの部分を縮めるか、伸ばすかなどを判断するディレクターに正確な時間を判断材料として提供します。どんな状況でも冷静に時間を管理する姿勢が必要です。

タイムキーパーになるために、特に必要な資格はありません。番組制作会社に就職して実務経験を積むのが一般的です。

POINT

  • テレビやラジオ番組の時間の進行を管理する
  • 秒単位の細かい時間管理や番組進行表の作成を行う
  • 番組制作会社に就職して実務経験を積む

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